小学校の低学年を中心に、理科の学習教材にもなっている「朝顔」

たしか1学期に種まきをして、7月~8月の夏休み期間中に「朝顔の観察日記」なる宿題があったような記憶があります。

朝顔はその名の通り、早朝に咲き夕方にはしぼんでしまってしまいますが、ツルを伸ばしグングン育つ姿は、まさに「夏の季節」の花という感じですね!。

最近では、強い日差しをさえぎる「グリーンカーテン」として育てているという方も多くいるようです。

みなさんの中でも、今年は「ウチでも朝顔育ててみようかな?」と思われる方も、けっこう多いのではないでしょうか?。

「学校の教材」それも低学年でもちいられる「朝顔」ですから、育て方などそうムズカシイ花ではないイメージですが、実際は「種まき」の時期など久しぶりすぎて、忘れてしまっているのではありませんか。

わたしたち大人が育てる「朝顔」は、小学校低学年の、「朝顔の観察日記」に負けてられません!。

・朝顔の季節は?
・朝顔は何月の花?
・朝顔の種まきの時期は?
・朝顔の種まきのコツ!

子供たちに負けない朝顔を育てるコトはじめに、今回はこのあたりを中心に振り返ってみましょう!。

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朝顔の季節は?!

朝顔の季節といえば多くの方が「夏」とイメージされると思います。

たしかに多く広まっている一般的な朝顔の開花は、7月~8月頃。

だからこそ、小学校低学年の夏休みの宿題にピッタリな教材なワケです。

ただ朝顔の種類によってはだいぶ開花時期も違っていて、「早咲き」の種類では7月~8月頃で、「遅咲き」の種類だと10月頃に開花して11月頃まで咲いているモノまであるとされています。

朝顔の季語は?

朝顔の季語は「秋」なのだそうです。

私たちからすれば、チョッと違うんじゃないかと思いますが、俳句を詠まれる人の間では「朝顔は秋の季語」というのは常識なんだそうです。

これはには現在の「新暦」と「旧暦」の違いも、大きく影響したモノと考えられます。

奈良時代に「薬」として遣唐使によって日本に紹介された朝顔は、江戸時代頃から鑑賞用の花として育てられるようになりました。

新暦の8月下旬頃まで咲く朝顔。

8月下旬ともなると、「夏休みの終わり」を告げるような「カナカナカナ…」とセミ「ヒグラシ」の鳴きが聞こえてきますものね。

朝顔は「秋の訪れ」を感じさせる季節の花だったのかもしれません。

朝顔は何月の花?

朝顔にも現在日本で育てられている種類はたくさんあって、それぞれ開花する時期が異なるので「何月の花?」とは一概にいえませんが、私たちや子供たち(小学生たち)が育て、多く目にする「日本朝顔」は7月~8月です。

ここでは日本朝顔を含め、日本で育てられている主な朝顔について、「開花時期」「開花のピーク」を紹介してみたいと思います。

朝顔って「何月の花」なんでしょうね?。

日本朝顔

学校教材でも用いられている、私たちが多く見かける一般的な朝顔が「日本朝顔」です。

特徴は、葉っぱの裏側が「ツルツル」した感じなところ。

開花時期は7月~10月頃で、花の見ごろとなる開花のピークも7月~8月となるコトからして、夏休みの「朝顔の観察日記」にピッタリな種類となるワケです。

早朝に開花して、午後にはしぼんでしまいます。

西洋朝顔

特徴は、日本朝顔と違って葉っぱの裏側に毛があること。

「ヘブンリーブルー」など、ソライロアサガオやアルバアサガオなどが「西洋朝顔」としては有名な種類です。

主な西洋朝顔は「遅咲き」の種類が多く、開花時期は「日本朝顔」よりも遅い8月~11月頃で、開花のピークは10月頃です。

花は午前中に開花し、午後・夕方頃まで咲いているモノもあります。

琉球(宿根)朝顔

特徴としては、一般的に朝顔というとその年かぎりの「1年草」なのに対し、琉球朝顔は「多年草」なこと。

ノアサガオ」とも呼ばれています。

開花時期も、早咲きの「日本朝顔」と同じ7月~西洋朝顔のように11月頃まで、見ごろとなる開花のピークも9月~10月までと長く続きます。

開花時期は長い種類ですが、1つ1つの花が咲くのは「午前~午後・夕方」までと朝顔のイメージにかわらないようです。

曜白朝顔

品種改良によって様々な朝顔の種類が作り出されていますが、「曜白朝顔」は白いすじ模様が入るキレイな花びらが特徴で、人気の高い種類の1つ。

最終的に交配されたのが「日本朝顔」とあって、開花時期も7月~10月頃、花の見ごろとなる開花のピークも日本朝顔とおなじく7月~8月となっています。

花は午前中に開花し、昼過ぎ~夕方までにしぼんでしまいます。

朝顔は、品種改良によって実に様々な種類に分けられますが、代表的な4つの種類をみてみると、およそ開花の中心は7月~8月で、そのピークは学習教材でも用いられる「日本朝顔」や「曜白朝顔」が7~8月、それ以外では9月~10月頃と開花からピークまでがけっこう長い種類もある様子。

「朝顔は何月の花?」

これまで朝顔というと、小学校のときの学習教材のイメージが強かったせいか「7月~8月」の花と思っていましたが、

「朝顔は7月~10月頃までの花」と、月については広く考えるのがベターなんでしょう。

そう思うと、先の「朝顔は秋の季語」というのも説得力ありますね。

朝顔の種まきの時期は?!

たとえば前年の朝顔の種が手元になく、久しぶりに朝顔を育ててみたいと考えた場合、種まきのスタートは園芸店やホームセンターなどで市販されている「朝顔の種」を買うことからはじまると思います。

朝顔の種のパッケージの裏書には、種まきの時期がわかりやすく紹介されています。

種類によってもやや違いもありますので、基本的にはパッケージで紹介された種まきの時期を守りましょう。

朝顔の一般的な種まきの時期は?

朝顔の発芽温度は20℃~25℃です。

安定してこの気温がえられるのは、暖かい地域でも5月に入った頃からではないでしょうか。

朝顔は種まきから開花時期までの時間を多くとるほど、「大きな花」を咲かせることができることから、4月に種まきするケースもあるようです。

とはいえ発芽温度以下の時期に種まきすると、逆に発芽までに時間がかかりすぎることで、種が腐ってしまったり、発芽しても苗が弱くなるなど思った通り育ってくれません。

朝顔は25℃くらいの気温下で種まきをし、一気に発芽させた方が元気に育つといわれています。

地域やその年の気候によっても前後しますが、朝顔の種まきの時期は「ゴールデンウィーク明け頃」からが1つの目安になるでしょう。

種まきの時期が遅れたときは?

日本朝顔や曜白朝顔など7月~開花しはじめる早咲きの朝顔は、「夏至」のころ6月20日前後から花芽(つぼみ)を作るようになります。

ゴールデンウィーク中・明け頃に種まきをすることで、花の大きな朝顔が期待できますし、種まきの時期を遅らせることで花を小さく育てることもできます。

7月頃まで種まきが遅れたら?!

日本朝顔などの早咲きの朝顔でも、7月頃に種まきしても気温も高く一気に発芽~開花まで育つことは可能です。

でも、1つ1つの花は小さく、思ったより花も少なくなってしまいます。

「朝顔を育ててみたい!」、でも種まきが7月頃まで遅れてしまったら、遅咲きの「西洋朝顔」や「琉球朝顔」を選ぶのがいいかもしれませんね。

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朝顔の種まき前のコツ!

朝顔の種の表面はとても固くなっていて、そのままだと芽をだすことができないコトがあります。

朝顔の種まきの前に、芽がでやすくするコツとなる「芽切り処理」や「吸水処理」をみてみましょう!。

種まき前のコツ「芽切り処理」って?!

朝顔は、種まきの前に種に「吸水」させ発芽しやすい状態にさせますが、完熟した「前の年に採れた朝顔の種」は表皮が厚く、そのままでは上手く吸水してくれないことから、カミソリやカッターなどで種の表面に傷をつけてあげます。

種まき前のこの作業は、「芽切り処理」や「確実処理」と呼ばれています。

カミソリやカッターで、朝顔の種の「丸くなっている側」の表皮を少しだけ削って中の白い部分が見える感じにしてあげることで、朝顔の種が発芽しやすくなるのです。

朝顔の種の丸くなった側の反対側に、白い部分があるのがわかります。

そこは成長して「根」になる部分ので、間違って傷をつけないように気をつけましょう。

久しぶりに朝顔を育てようと市販の「朝顔の種」を買ってきたのでしたら、まずは「芽切り処理」「確実処理」がなされているかどうか種のパッケージを確認してみましょう。

「発芽処理済み」という表現もあります。

種まき前のコツ「吸水処理」とは?!

朝顔の種は、芽切り処理や確実処理と呼ばれる下処理をした後、一晩水に浸ける「吸水処理」をおこないます。

もしも水に浮いている種があったら、取り除くのも1つの選択です。

「浮いている=発芽しない」ワケではありませんが、より確実な発芽を期待するなら、水に沈んだモノで種まきするといいでしょう。

朝顔の種まきのコツ!

覚えてはいませんが、ひょっとしたら小学生低学年のときの理科の学習でも「朝顔の種まき」について、教科書をもちいてチャンと教わっていたのかもしれません。

簡単にではありますが、「朝顔の種まき」をおさらいしてみましょう。

朝顔の種まきに適した土作り

朝顔の種を「植木鉢」や「プランター」、もしくは庭の花壇へ直接まくことを「直まき」と呼びますが、今回は「植木鉢(3号鉢)に直まきする形を例にとります。

植木鉢やプランターの大きさが異なる場合でも、十分参考になると思います。

・赤玉土(小) : 5
・腐葉土 : 4 
・籾殻薫痰(もみがらくんたん) : 1

どれも、ホームセンターの園芸コーナーで扱われています。

それぞれ、「5:4:1」の割合で混ぜ合わせた土を3号鉢へ入れます。

鉢の底に軽石を敷いた上に、土を入れるのがコツです。

植木鉢の底の穴から水が流れるくらい、「たっぷり」水を与えて馴染ませておきましょう。

朝顔の種まき

植木鉢に土が準備できたなら、いよいよ朝顔の種まきをはじめましょう!。

植木鉢の土に「深さ1cm」ほどの穴をあけ、基本は1鉢に1粒の種まきをしていきます。

種まきの向きは、「種の丸い方」が上です。

根となる「白い部分が下」と覚えてもいいでしょう。

コツとしては、45度程度ななめに傾けて種まきすること。

発芽する際に種の皮が芽に被さってしまう「皮かむり」が防げます。

種まきをしたら種の上に土を被せ、手で軽く叩くようにすることもコツ!。

種と周辺の土が密着し、種が吸水しやすくなります。

最後に、もう一度「たっぷり」土へ水を与えます。

「間引き」で元気な苗を選んで育てる!?

朝顔の種まきは「1鉢に1粒」が基本ですが、「より元気で強い苗を選んで育ててみたい」という思いもあるでしょう。

その場合には、まずは植木鉢やプランターに「3粒~5粒」、「4~5cm」ほど間隔をあけて種まきをし、発芽の状態を見て元気な苗を1つ残す「間引き」という方法もあります。

種まきのあとの「水やり」のコツ!

朝顔の種まきを終えたら、土から芽が「ニョキっ」と発芽するまでは「1日おき」くらいの間隔をあけた「水やり」が基本になります。

つまり「水やり」は多ければいいワケではなく、逆に「与えすぎない」のが水やりのコツ!。

発芽までの間に水を与えすぎると、最悪「種が腐る」原因にもなります。

20℃~25℃の気温となるゴールデンウィーク明けくらいの時期なら、種まきから1週間もすると「わお~ッ!」土から芽が出てきます。

普段「園芸」など嗜まれていない方だと、一種感動的な瞬間でしょう!?。

まとめ

今回は「朝顔」について、季節や何月の花、種まきの時期はいつ頃なのかを中心に見てきました。

私にとって、朝顔=小学校低学年ころの学習教材や夏休みの観察日記の宿題の記憶が大きく、ズバリ「夏の季節」や「7月~8月頃の花」というイメージしかありませんでした。

ひとえに「朝顔」といっても、早咲きの「日本朝顔」と遅咲きの種類が多い「西洋朝顔」とでは見ごろとなる開花のピークは、まったく異なるモノだったんですね。

「朝顔は秋の季語」だといわれても正直ピンッときませんでしたが、新暦・旧暦の季節の違いに加え、秋口まで咲いている種類があることを知ると不思議と説得力を感じてしまいました。

また、小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭では、朝顔を持ち帰って「朝顔の観察日記」なる夏休みの宿題があったりするのではないでしょうか。

今回は簡単にではありますが、「朝顔の種まきのコツ!」についてまでも紹介してみました。

ぜひお子さんと一緒になって、朝顔を育ててみてくださればと思います。

今回の「朝顔の種まきのコツ!」を参考にしてもらえれば、きっとお子さんの朝顔に負けない「立派な」朝顔を咲かさられると思いますよ。

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