お盆が近づく頃になると、どこからともなく「盆踊り」であろう音楽が聞こえてきます。

地域の公民館のグランドや公園など、真ん中 に「櫓(やぐら)」が組まれ、夜店もたくさん出たりして。

夏の風物詩ですよね。

子供たちにとっては、盆踊りは夏休みの「一大イベント」です。

私も子供の頃は、お小遣いでもらった小銭をお財布に入れて楽しんだモノです。

風船のヨーヨー釣りとか、金魚すくい、ビール片手の大人に混じって焼き鳥頬張ったりしてね。

えっ、盆踊りなのに踊ってない?。

ハイ、恥ずかしがり屋さんなモノで…(苦笑)。

盆踊りには、そんな楽しかった思い出しかないし、ましてこれまで盆踊りの意味や由来なんて考えたコトもありませんでした…。

もしも子供から純粋に「盆踊りってナニ?」て聞かれたら、なんて説明したら簡単にわかってもらえるのだろう。

盆踊りは、きっと「ず~っと昔から」日本で引き継がれてきた夏の風習なんでしょうけど…。

今回は、盆踊りの意味や由来について探っていきたいと思います。

子供たちにもわかりやすく、簡単に説明できるようにね。

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盆踊りの意味とは?

盆踊りの「盆」とは、イメージに違わず正に「お盆」のコトでした。

お盆は「あの世」からご先祖様の霊が帰ってきて、家族・親戚とともに過ごされる時期ですよね。

お盆は全国的に8月13日~16日頃とされ、その終わり15日の夜~16日にかけ、にぎやかに歌い踊るコトで、ご先祖様の霊を慰め再び「あの世」へ送り出す。

盆踊りには、そんな意味があるのだとか。

また東京や、函館、金沢の旧市街地では「新盆(7月盆)」といって7月13日~16日にお盆が行われるように、7月中旬の週末に盆踊りをする地域もあるようです。

でも私が知ってる「盆踊り」は、どちらかと言えば「地域住民」が交流する夏のイベント的な感じが強いですね。

浴衣を着たお姉さま?たちが櫓(やぐら)を回るように踊り、子供たちは焼き鳥やかき氷を食べたり、ラムネ飲んだり。

大人たちは、テントの下でビール飲んで笑い転げたりと…。
 
それでイイんじゃないでしょうかね。

ご先祖様たちも、そんな盆踊りの雰囲気が楽しいハズだし、来年・再来年とまた帰ってくるのが楽しみになる。

「盆踊りの意味」を簡単に説明するなら、「ご先祖様を楽しく送り出すモノ」

それでイイんじゃないかな…。

盆踊りの由来は?

盆踊りの由来を紐解くと、古く平安時代中期にまで遡り、当時「浄土宗」を広めるべく活躍した僧侶「空也(くうや)上人」による「念仏踊り」がその由来になるとされています。

「空也上人って?。」

日本史の教科書で、口から「ポポポポ…」って6体小さな仏が一列に並んで出てきてる僧侶像の写真見た覚えありませんか?。

そうあの僧侶像が「空也上人」です。思い出しました?(笑)

空也上人は、浄土宗の念仏を庶民へ広める方法として、「ひょうたん」を手に持ち叩きながら、歌うように念仏を唱えるコトで、簡単に念仏が唱えられ、覚えてもらえると考えたのです。

さらにその進化系として、念仏に合わせて「踊る」コトも取り入れられ、「念仏踊り」として世に広まっていったのです。

その後「念仏踊り」は、さらにご先祖様先を供養する「お盆」と結びつき「盆踊り」へと形を変えていきます。

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全国的な盆踊りの広がり!

空也上人によって生み出された「念仏踊り」が、お盆と結びついて「盆踊り」へと進化していきましたが、さらに全国的に広められたのは、鎌倉時代の僧侶「一遍上人(いっぺんしょうにん)」が、全国を旅しながら「盆踊り」を広めてまわったコトによるモノ。

結果、その地域ごとに特色のある盆踊りが誕生します。

ちなみに「日本の3大盆踊り」というと、

・阿波踊り(徳島)
・西馬音内の盆踊り(秋田県羽後町)
・郡上踊り(岐阜県)


なかでも徳島の「阿波踊り」は、全国的にも知名度が高く、日本最大規模の「盆踊り」として有名です。

…というか、阿波踊りって「盆踊り」だったんですね。(苦笑)

またこの頃になると、元々のお盆に「ご先祖様を供養」するという意味合いより、徐々に「芸能」「娯楽」的な意味合いが強いモノへと変わっていったとされています。

さらに江戸時代頃になると、盆踊りには「夏祭り」的な要素も加わり、地域の人々が集いにぎやかに楽しむ、現在の盆踊りの形により近いモノとなっていきます。

またその頃の盆踊りは、「男女の出会いの場」にもなっていったのだとか…。

夏の夜の「盆踊り」は、どことなく「開放的」な雰囲気も手伝って、ソワソワしちゃったんでしょうね(苦笑)。

まとめ

現在はすっかり夏の風物詩になっている「盆踊り」

地域ごとに様々な趣向をこらして、地域の人々が集い楽しむ場となっています。

子供たちにとって盆踊りは、夏休みの「一大イベント」。

お目当ては夜店でしょうか?。

ヨーヨー釣り、金魚すくいに亀すくい、焼き鳥、焼きそば、かき氷にラムネ…。

もはや「盆踊り」じゃなく、夏祭り的要素の方が大きいかもしれませんね(苦笑)。

そんな盆踊りも由来を紐解いていくと、平安時代の空也上人が念仏を広めるために考えられた「念仏踊り」がはじまり。

ご先祖様が「あの世」から帰ってくるお盆と結びついて「盆踊り」となり、さらに全国に広められながら時代とともに形を変え、現代のような形へとなっていったのです。

でも、空也上人やその後全国に盆踊りを広めた一遍上人が見たら、さぞかし驚くでしょうね。

念仏踊りを由来としている盆踊りが、「東京音頭」や「ソーラン節」になってるんですから(笑)!。

さらに歌謡曲やアニメソングにまで…(苦笑)。

お盆に帰ってこられたご先祖様を、にぎやかに歌い踊ることで慰め供養し、再び「あの世」へ送り出すというのが「盆踊り」の意味だったというコト。

正直、あらためて勉強させてもらいました(苦笑)。

今年の盆踊りは、いつもと違った気持ちで盆踊りを楽しめそうです!。

焼き鳥片手にビールを飲んで、踊るお姉さま?たちや子供たちを眺めながら、「ご先祖様たちも楽しんでいるかな~」ってね…。

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