半ドンの土曜日の帰り道…。

チョッと寄り道して、回転寿司屋さんで「ご褒美ランチ」を楽しみにしていることを、お寿司の一貫とは?にぎり寿司何個?の記事の中で紹介しました。

ワタシが「半ドン」という言葉を使うようになったのは、ホントごく最近。

仕事の関係で、土曜日に午前中だけ出勤するコトが多くなってから、ウチの奥さんに「今週も半ドンだから…」って話すコトが増えたんです。

先の記事でも、「半ドンとは、午前中だけ仕事して午後がお休みのコトですよ」なんてサラリといっているモノの、正直いま一つ「半ドン」の意味を理解しないまま使ってる感がありました。

・半ドンの意味は?
・半ドンの「ドン」って何?
・半ドンって方言だったり?

とか、考え出したら気になる・気になる…(苦笑)。

「半ドン」は、もはや「死語」になってしまったと言ってイイ言葉。

もしかして、アナタもまわりの同年代の方に聞いて、「知らない…」って言われてしまった感じですか?。

今回は、「半ドン」について一緒に探ってみましょう!。

ワタシも「言いっぱなし」では無責任かな…なんて思ったモノですから…(苦笑)。

昔は「半ドン」使っていたよ!という方にも、改めて「なるほど…」となコトがあるかもしれませんよ。

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半ドンの意味は?!

ワタシが「半ドン」という言葉を使うようになったのは、ホントごく最近のコト。

実家では、半ドンという言葉を聞いたコトがありませんでした。

ウチの奥さんと結婚した後、義理のお父さんから「昔、半ドンの帰りにさぁ…」と昔ばなしを聞かされて覚えたモノです。

半ドン(はんドン)とは、午前中に業務・授業が終了して午後が休みの早期終業のことを指す俗語。午後半休のこと。

午後が半休となる日、主に「土曜日」を指す俗語のようです。

ワタシが使っていた意味も、およそ間違っていないようなので安心…。

けれど、実際には使われる機会を失った「死語」になってしまってるんですよね。

ワタシも、意味の通じる奥さんにしか使いませんし…。

半ドンの歴史

日曜日の全休と土曜日の午後が半休「半ドン」を合わせる労働スタイルは、世界的には1850年にイギリスの工場法改正で立法化されたのが始まり。

その26年後の1876年(明治9年)、日本でも官公庁を中心に、一部の企業でも土曜日「半ドン」のスタイルが導入されていきます。

その後、1980年以降に多くの企業が「週休2日制」を導入するようになるまでの約100年間、土曜の午後を半休とする就業制度は、日常的な俗語「半ドン」として広まり使われていました。

学校教育の週休2日制

学校教育の現場でも、土曜日の午後を半休とする「半ドン」のスタイルに変化が生じてきたのが、所謂「ゆとり教育」の名のもとに、土曜日に休みを取り入れられだした1992年以降。

2003年に高校で週休2日制(週5日制)が導入されたのを最後に、午前中のみの授業のために通学することはなくなりました。

1992年 : 第2土曜日を休日に
1995年 : 第2・第4土曜日(隔週)を休日に
2002年 : 小中学校で週休2日制(週5日制)が導入
2003年 : 高校で週休2日制(週5日制)が導入

2002年に小学校へ入学(7歳)した1995年生まれ以降の方は、土曜日の「半ドン」授業を経験するコトが全くなかった年代というコトになります。

ただ、「半ドン」の歴史は?となると、多くの企業が週休2日制を導入し始めた1980年代を境に「終焉」を迎えていったといえるのではないかと…。

この手の「半ドン」を扱う記事を見ると、「学校教育の完全週休2日制をもって…」とされているコトが多いのですが、ワタシ個人的には如何なモノかと感じている点です。

ワタシと同じアラフォー、もしくはアラサー年代の方は、子供のころ普通に土曜日に午前中だけ授業を受けていたと思いますが、みなさん当時「半ドン」って言ってましたか?。

「言ってたよ~」という意見が多ければ、ホント「ごめんなさい」ですが…。

「半ドン」って、当時の役所勤めの方や、会社員のお父さん方など「大人世代」が使っていた言葉なんだと思うんですが…違いますかね(笑)。

半ドンの「ドン」って何?!

半ドンの「ドン」。

待ってました~という声も聞こえてきそうなテーマです(笑)。

とある記事では、半ドンの「ドン」を「丼」と捉えて、所謂「半チャーハン」的な「半丼」をイメージした若者の話を取り上げていましたが、無理もないですよね…。

半ドンは、もはや「死語」ですから。

きっとウチの子供たちも、同じように言いますよ…(笑)。

半ドンの意味じたい、「午後が半休となる日」となるワケですから、「半」は半分という意味で誰もが異論ないトコロでしょう。

では「ドン」って何?となると、そこには色々な説が出てきて、果たしてどれが…となるカモ。

オランダ語の「休日」説!

半ドンの「ドン」は、江戸時代末期に、当時貿易の中心長崎から、オランダ語の「日曜日」や「休日」を意味する「zondag(ゾンターク・ゾンダッヒ・ゾンダハ)」が訛って伝わった「ドンタク」の「短縮形」とされる説。

「ドンタク」は、九州・博多のお祭り「博多どんたく」の語源でもあります。

午後半休半分休み半分ドンタク「半ドン」という流れは、一番有力視されている説です。

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正午の午砲(空砲)説?!

明治時代~太平洋戦争中にかけて、時計が普及していない庶民に時間を意識付けるために、正午に空砲を打っていました。

正午を告げる砲として、「午砲(ごほう)」とも呼ばれています。

「ドン!」という午砲を聞くコトで、「さぁ休憩だ」「お昼にしよう」とする時間をつかんでいたのです。

土曜日は半日仕事、「ドン!」が聞こえたら仕事はおしまい。

そこから、「半ドン」と呼ばれるようになったという説です。

半分休みの土曜日で「半土」説?!

いつもの「半分」の時間で仕事が終わりの「土曜日」というコトから、「半分」が休みの「土曜日」として「半土(はんど)」。

でも、半土(はんど)をモジって半ドンとは、チョッと無理のある説であるような…。

半ドンって方言?!

ここまでの流れで、半ドンの意味や半ドンの「ドン」は何なのか、その由来はだいぶ掴めた感じですが、某・知恵袋サイトを覗いてみると…

「半ドンは方言ですか?」

という質問が飛んでいました。

質問者の年齢も、20代後半と微妙なライン。

同僚の方との会話の中で「半ドン」を使ったら、「何ソレ?」となったワケです。

同じような年代でも通じる人と通じない人がいる…。

そんなコトから、一部の地域でしか使われない「方言」なのか?と思ったのでしょう。

ちなみに半ドンは、「方言ではない」というのが大方の意見です。

半ドンの「ドン」が、先に紹介したようにオランダ語の休日「zondag(ゾンターク)」が訛って伝わった「ドンタク」の「短縮形」とされる説が有力だとすると、オランダ人が多く出入りしていた長崎・出島からもお近い博多の「博多どんたく」がイメージされるように、九州北部発信の「方言」のように感じるのも然り…。

逆に、半ドンを「知ってる?」、「使っていた?」の問いかけに対しては、ほぼ全国的に知られていて、使っていたかどうかは地域ではなく「年代」による感じです。

やはり「方言」というよりも、時代背景が強く関係した「俗語」の位置づけなのでしょう。

半ドンは父親の仕事も影響?!

ちなみにワタシが、「半ドン」を使うようになったのはごく最近のコト。

ウチの奥さんと結婚した後、義理のお父さんから「昔、半ドンの帰りにさぁ…」と昔ばなしを聞かされて覚えたモノです。

義理のお父さんは現役時代、「製造業」某大手タイヤメーカーに勤務していました。

まさに、半ドンの土曜出勤から「週休2日制」への流れを実体験したのでしょう。

逆にワタシの実父は「サービス業」だったので、土曜日に関わらず「半ドン」というスタイルがまったくありませんでした。

先にワタシの「自論」で、半ドンは「当時の役所勤めの方や、会社員のお父さん方など「大人世代」が使っていた言葉なんだと思うんです」と紹介しましたけど、まさにココ。

半ドンを「知ってる」「使っていた」のラインは、父親の仕事も大きく影響しているのではないかと思うのです。

まとめ

今回は、お寿司の一貫とは?にぎり寿司何個?の記事の中で取り上げてしまった(苦笑)「半ドン」について、改めて探ってみました。

・半ドンの意味は?
・半ドンの「ドン」って何?
・半ドンって方言だったり?

どうしても、このあたりが気になってしまったモノですから。

半ドンについてチョッと調べてみたかった「皆さん」にとって、少しでも「お役立ち情報」になったでしょうか。

なかでも、半ドンの「ドン」については、興味深いモノでした。

ついでに、これまで何となく見聞きしていた「博多どんたく」の「どんたく」の意味まで知ることができて良かったです(笑)。

「半ドン」がすでに死語であることは重々承知していますが、ワタシはこれからも「心の中で」使っていきますよ~。

半ドンの土曜日ならではの、午後の「解放感」が溜まりませんからね(苦笑)。

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