少しづつ暖かな日が多くなり、新学期・新生活と希望あふれる季節なハズの「春」も、花粉症をもつ方にとってはツライ「春の花粉症」の季節ですよね。

少しでも花粉症が楽になれば!と、「花粉症グッズ」もアレコレ試したくなります。

日本気象協会から発表される「花粉の飛散量」が、前年比で○割増などと聞くだけで気持ちもゲンナリしてしまいますし、今年の花粉飛散量が実際どうなるかとても気になるところです。

私も例にもれず「春の花粉症」に悩む1人ですが、花粉症といっても「原因」は1つではないと言われます。

またその原因によって、花粉症に悩まされる時期も異なってきます。

今回は「春の花粉症」の原因は何なのか?、注意すべき時期はいつ頃なのか?を中心に、一緒に見ていきましょう。

自分の春の花粉症の原因を知ることは、効果的な花粉症対策の1つになると思います。

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春の花粉症の原因は?!

春の花粉症の代名詞といえば、「スギ花粉症」

花粉症を自覚している方の多くが、自分は「スギ花粉」が原因だと思われているのではないでしょうか?。

たしかに日本国内では、4人に1人もの方が「スギ花粉症」であるとされています。

近年スギ花粉症が急激に増えた原因は?!

スギは、元々古来から日本にある木です。

なのに、ナゼこの数十年で一気に「スギ花粉症」の方が増えたのでしょうか?。

原因としては、終戦後に建材利用や山林の治水を目的に、成長率が高いスギが大量に植林された歴史にあり、1960年代頃から徐々に「スギ花粉症」を発症する方が増え始めました。

スギは、夏の日射量が多かった翌春に花粉飛散量が多くなる傾向があります。

近年スギ花粉症が増えた原因として、夏の気温が高くなっていることも挙げられています。

たしかに以前と比べて、夏の暑さは異常ですものね。

現在はスギ花粉症を考慮して、異なる樹木への植え替え事業が進められているものの、スギの需要低迷もあり、今後10年~20年はスギ花粉の飛散量は大きく変わらないといわれています。

さらに、スギは樹齢30年を過ぎた頃から花粉飛散量が増えるといわれることなど、スギ花粉症を自覚されている方にとっては、なんとも残念な情報になってしまいました…。

春の花粉症!スギ以外の花粉症は?!

春の花粉症の原因というと、たしかにスギ花粉症が一番多いのですが、実際にはスギの木以外の植物の花粉症で悩む方も少なくありません。

まわりのスギ花粉症の方々と比べて、鼻水や目のかゆみなど症状が出る時期がずれている場合には、スギの木以外の植物の花粉症を疑ってもいいかもしれません。

ここではスギ以外の春の花粉症を引き起こす、代表的な植物を紹介したいと思います。

ヒノキ(ヒノキ科)

ヒノキの花粉飛散時期はスギとほぼ同じですが、ヒノキの方が若干遅れて飛散しはじめます。

ヒノキの植林面積はスギに次いで広く、花粉の構造もスギとヒノキで共通する部分があることから、スギ花粉症を持つ方の多くはヒノキ花粉症も起こしているとされ、スギ花粉症の終盤に、ヒノキ花粉症が被さってくると、より症状が強くなる傾向にあります。

シラカンバ(カバノキ科)

北海道で多くみられるのが、シラカンバ花粉症です。

北海道にはスギは殆ど生えていないこともあり、スギ花粉症やヒノキ花粉症の発症は少ないとされています。

鼻水やくしゃみ、目のかゆみといったあたりが主な症状で、スギ花粉症と同じような感じですね。

オオバヤシャブシ(カバノキ科)

兵庫六甲山周辺で過去に大量のオオバヤシャブシが植樹されたことから、以前は飛散地域は限定的なものだったのでしたが、最近は全国的に植樹されるようになったころから、オオバヤシャブシ花粉症は全国に広まってきています。

その他、花粉症の原因となる全国的に広く分布している植物としては、ケヤキ・イチョウ・アカマツなどが挙げられます。

春の花粉症の時期は?!

先で紹介したように、春の花粉症の原因は様々です。

植物ごとにそれぞれ花粉飛散時期も異なることから、花粉症の時期にもズレが生じます。

ここでは、春の花粉症を代表する植物ごとに、花粉飛散時期や飛散量について見てみましょう。

スギ花粉

量は少ないですが、1月頃から徐々に花粉が飛散しはじめます。

2月頃を境に4月末まで一気に飛散量が増大し、5月初旬から弱まります。

ヒノキ花粉

飛散量が目立つのは3月中旬からで、スギ花粉よりも幾分遅いですが、飛散が収まるのはスギとほぼ一緒。

スギ花粉症の症状が、3月末~4月頃にかけて悪化する感じがするならば、ヒノキ花粉が被さってきている可能性が高いかもしれません。

シラカンバ花粉

北海道で多いシラカンバ花粉は、4月中旬~6月初旬にかけて飛散量が多くなります。

オオバヤシャブシ花粉

3月~4月頃にかけて、花粉の飛散量が多くなります。

これら代表的な春の花粉症の時期は一般的には「2月~4月」とされ、5月頃になるとやや弱まると思われています。

ただ、それでも5月は花粉の飛散量は意外と多いこともあるので油断は禁物!。

心配の方は、5月に入っても引き続き対策するのが間違いなさそうです。

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春の花粉症!花粉だけが原因ではない!?

たしかに春の花粉症の原因は、植物の花粉に対するアレルギー反応から生じるものですが、全ての方が花粉症になるわけではありません。

一般的に花粉症を発症する原因には、遺伝的な「アレルギー体質」であることが挙げられていますが、それ以外にも複合的な原因(花粉+○○)があるようです。

生活習慣の変化が花粉症の原因に?

たしかにお年寄りには、花粉症の方の割合が少ないとされます。

何が違う…?。

食生活、食文化も1つでしょう。

現代のように大衆食にジャンクフードは広まってなかったですし、インスタント食品やスナック菓子類も殆どなかった時代に生まれ育ったこと。

つまり、和食中心の食生活がアレルギー体質になりにくいカラダを作ったのかもしれません。

その他、暴飲暴食、不規則な生活、睡眠不足やストレスなど、生活習慣の中にも花粉症を引き起こす原因は多々あると考えられています。

春の花粉症!どんな花粉が原因をチェックする方法!

「血液検査」でのアレルギー検査。

掛かり付けの病院・クリニックなどで「アレルギー検査をしたいのですが…」と相談すれば、費用も然程掛からず、自分がどんな物質にアレルギー反応を示すかをチェック出来ます。

花粉だけでなく、ホコリや食べ物、ペットなど様々な情報が得られるので色々参考になります。

花粉シーズン前に、ためしに何の植物の花粉にアレルギー反応が出るのか?「アレルギー検査」をしてみるのもいいと思います。

春だけでなく他の時期にもアレルギー性鼻炎の症状が出る方は、色々な植物の花粉が原因しているのかもしれません。

まとめ

春の花粉症といえば、もっとも多いのが「スギ花粉症」でしょう。

日本国内の4人に1人がスギ花粉症だというのですから、もはや国民病といっても過言ではありません。

春のスギ花粉症が増えた原因には、終戦後にスギを大量に植林した影響が大きく関わっているものなのですから。

今回見てきた中では、春の花粉症の原因はスギだけでなく「ヒノキ」など他の植物の花粉も多くあり、その花粉飛散時期・飛散量もそれぞれ異なることも分かりました。

春の花粉症の要注意時期は、「2月~4月」。

ただ、5月に入ってもまだまだ飛散量が多いこともあるので油断禁物です。

「自分がどの植物の花粉症なのか?」、よくわからなければ病院やクリニックで「アレルギー検査」をすると、ホント具体的にアレルギー反応の強弱がよくわかるのでおススメです。

秋の花粉症の原因は?時期はいつ頃?」の記事でも紹介しましたが、私もアレルギー検査を受けた結果、年間を通して色々な植物の花粉にアレルギー反応がでる「年中花粉症」だったようです。

どうりで、いつも鼻がグズグズなわけですよ。(苦笑)

自分のアレルギーがどの植物の花粉なのか?を知ることで、特に注意しなければならない時期がより明確になります。

症状が辛い時期には、病院でお薬を処方してもらえますしね。

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