ワタシ「虫はキライ!」という方も、夏の風物詩ともいえる「ホタル」だとどうですか?。

お尻に近い部分を黄緑色に光らせて飛ぶホタルは、幻想的であり「見てみたい!」と思う方も多いようですね。

昼間のホタルはきっと、虫キライな方には「やっぱりムリ」な姿かもしれません(苦笑)。

ホタルの人気は、やはりまっくらな夜の「ホタル鑑賞」にこそあるのでしょう。

ホタルといっても、日本には実に「40種類以上」もの種類がいるといわれています。

なかでも多くの方に知られる有名なのが、

・ゲンジボタル
・ヘイケボタル

と呼ばれる2種類のホタル。

平安時代後期に日本を二分した、「源氏」「平家」を連想させる親しみやすい名前ですね。

ワタシの子どもが通う小学校でもホタルを飼育し、夏になると「ホタル鑑賞会」が開催されています。

ゲンジボタルとヘイケボタルの名前の由来やそれぞれの違いについて知っておくと、子どもたちに自慢できるかな?。

題して、「ホタルに源氏と平家がある由来は?」。

夏の夜の「ホタル鑑賞デート」でも、活躍してくれそうな情報となるかもしれませんよ!。

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ホタルに源氏と平家がある由来は?

ホタルの源氏「ゲンジボタル」と平家「ヘイケボタル」。

源平合戦の「源氏」と「平家」に由来したモノだろうと単にイメージされますが、それぞれのホタルがなぜ「源氏」なのかなぜ「平家」なのか、もうチョッと突っ込んでみたいトコロ。

源氏と平家の「源平合戦」の歴史に由来する?!

最終的には、源頼朝率いる「源氏」が壇ノ浦で平家を打ち破り滅ぼした「源平合戦」も、歴史を遡ると平家に対し源氏が敗れる戦も多々あったのも史実。

ゲンジボタルの名には、源氏が「勝った」「負けた」それぞれに由来があるようです。

以仁王の挙兵で負けて戦死した源頼政の無念が由来?!

源平合戦のきっかけとなった「保元の乱」以降、源氏と平家の2つの武家が中央政界でそれぞれ地位を確立していきました。

その後の「平治の乱」で平清盛が源義朝を破り、源氏勢力は一時的に衰退していきます。

その後、以仁王(後白河上皇の子)が平家の討伐を全国の武士に命じ、源義朝の子である源頼朝が挙兵。

話が長くなりましたが…、

その戦いで戦死した「源頼政」の無念の思いが亡霊となり、ホタルに姿をかえて戦っているというのが由来の1つといわれます。

光源氏がゲンジボタルの由来?!

ゲンジボタルの「源氏」は、武家の「源氏」ではなく源氏物語の中の「光源氏」が由来という説もあります。

光源氏が「蛍のような光を放つ」という、源氏物語の中の一場面に由来しているのではないかというものです。

「ヘイケボタル」の由来は?

ヘイケボタルの「平家」こそ、まさしく源平合戦の「平家」に由来するモノです。

ゲンジボタルの「源氏」の由来には諸説ありますが、ヘイケボタルの平家こそ、「源平合戦」最後の戦いに敗れた「平家」に由来するモノです。

ゲンジボタルより、一回り小さい「ヘイケボタル」。

日本のホタルで有名な2つのホタルで、大きい方がゲンジボタル

なら、小さい方が源平合戦で最終的に壇ノ浦で滅ぼされた「平家」の名をとり「ヘイケボタル」となった由来です。

最終的な勝者となり、鎌倉幕府を作った源氏にあやかった「大きな」ゲンジホタルと負けて「小さな」ヘイケボタルといったところでしょう。

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ゲンジボタルとヘイケボタルの違いは?

源平合戦では「強烈なライバル」関係であった源氏と平家ですが、その身をホタルに変えると「違い」が多く、ライバルにはなり得ないようです。

夜の優雅な光も、それぞれ時期がズレています。

ホタルの源氏と平家は光る時期が違う?!

源氏と平家。

ゲンジボタルとヘイケボタルは成虫となり光る時期が違います。

ゲンジボタルの光を楽しめる時期は「6月~7月上旬」で、対するヘイケボタルは「7月~8月」。

「もう戦さはしたくない」と言わんばかりに、成虫となって光る時期が微妙にズレているのがとても興味深いですね!。

飛び方が違う?!

飛び方の違いも、ゲンジボタルとヘイケボタルか見分け方のポイントです。

ゲンジボタルはフワフワと曲線的に飛びますが、ヘイケボタルは直線的に飛ぶのが特徴とされています。

まっくらな夜の「ホタル鑑賞」では、光の動き方・飛び方をよく観察するコトで、「ゲンジホタル」か「ヘイケボタル」かわかりそうですね。

より幻想的なのは、曲線的に飛ぶゲンジボタルの光でしょうか。

見た目の違いは?!

見た目…

虫はキライという方、夜に光るホタルなら…という方にはあまり「欲しくない情報」かもしれませんが、ゲンジボタルとヘイケボタルは「見た目」にも違いがあるので、一応…(苦笑)。

背中の模様の違い

ホタルの背中の赤い部分にある、「黒い模様」の違いに注目です。

ゲンジボタル

ゲンジボタルの模様は、十字架のような模様に対して、ヘイケボタルは縦1本の模様です。

大きさの違いも、ゲンジボタルが1.5cm~2cmに対して、ヘイケボタルは1cmほどとされていますが、「個体差」で被るケースも多いので、大きさの違いだけでは見分けるのはムズカシそうです。

見た目ではやはり「背中の模様」の違いが、見分け方のポイントになりそうですね。

ヘイケボタル

まとめ

今回は、「ホタルに源氏と平家がある由来は?」について見てきました。

記事の中では紹介できませんでしたが、日本国内でも40種類以上、世界的には2,000種類以上にもなるホタルの多くは、「陸生で光るコトのないモノ」が殆どで、夜の水辺でキレイに光りながら飛ぶ「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」は、世界的にもとても珍しいホタルなんですって。

ホタルに源氏と平家がある由来には、やはり「源平合戦」の勝ち負けが関わっていたようですね。

源平合戦で最終的に勝利を飾り、後に「鎌倉幕府」をひらいた「源氏」こそ「大きく」「優雅に」光り飛ぶゲンジボタルの由来となり、「やや小ぶり」でゲンジボタルよりも後の時期に光る「ヘイケボタル」は、源平合戦で敗れた「平家」を由来とするモノでした。

源氏を由来とする「ゲンジボタル」、平家に由来する「ヘイケボタル」、それぞれの違いの中で「光る時期」が微妙にズレている点が興味深かったです。

「戦わず」、それでも源氏と平家としてアピールしあっている感じを受けたのはワタシだけでしょうか。

今年の夏も、子どもと一緒に小学校の「ホタル鑑賞会」に行ってみたいと思います。

源氏なのかな?平家なのかな?、ホタル鑑賞の楽しみが1つ増えました。

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