昔は「アイス」というと、夏に食べるものというイメージも確かにありました。

けれど、そればだいぶ昔の話。

昨今は1年を通して、時折食べたくなるデザートの1つになっていますよね。

メーカーもその気持ちに応えるべく、スーパーやコンビニのアイスコーナーにはいつでも新商品が入荷して一杯になっています。

暑い季節はもちろんですが、冬の暖かいお部屋で食べる冷えたアイスも堪らなく美味しいですものね。

特に最近のバニラアイスは、コクがあって旨みたっぷりな濃厚なものが多くなったと思いませんか?。

お値段によって、その濃厚さに違いを感じたりもしますよね?。

正直、お安いアイスは「それなり」の美味しさであるのも確か…。

一括りに「アイス」といっても、作られた成分からいくつかの種類に分類されているということをご存知でしょうか?。

実は、商品に表示されている「種類別」という部分に着目したことってありますか?。

同じようにアイスコーナーのショーケースに並べられているアイスには、表示を良く見ると

・アイスクリーム
・アイスミルク
・ラクトアイス
・氷菓

の4種類に分かれていることがわかります。

中でも、同じように見えるアイスでも、「アイスクリーム」と「ラクトアイス」では大きく違う部分があります。

それはカラダに関わることかもしれないので、知っておいて損はないかもしれません。

今回は、「アイスクリームとラクトアイスの差!」について、わかりやすく紹介できればと思います。

安いラクトアイスは、夏の暑さをしのぐには重宝するんですけどね!?。

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アイスクリームとラクトアイスの差は?

一括りに「アイス」といっても、前記のように4種類に分類されることは紹介したとおりです。

ただ「氷菓」というのは、赤城乳業の「ガリガリ君」や井村屋の「あずきバー」をイメージしてもらえれば分かりやすいアイスキャンディー的なものなので、今回の比較からは外しておきますね。

残る「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3種類の違いって、どんなものなのでしょう?。

みなさんが、手にされよく食べられているアイスは、どの種類に分類されているものなのか気になりませんか?

この3つの種類の大きな違いは、ズバリ「乳成分」の量

「乳固形分」と「乳脂肪分」の含有量(%)です。

アイスクリーム

夏に食べたいものは?に、「アイスクリーム」と答える方も多いと思いますが、本当の「アイスクリーム」は商品の成分表示の種類の欄に、「アイスクリーム」と表示されたものだけ。

乳固形分15%以上・乳脂肪分8%以上のアイスだけが、正真正銘の「アイスクリーム」を名乗れるのです。

「ハーゲンダッツ」や「レディボーデン」他、濃厚なミルクの味わいが楽しめるアイスです。

アイスミルク

アイスミルクを名乗るのに必要な成分量は、乳固形分10%以上・乳脂肪分3%以上です。

アイスを作るために使われる乳成分の割合を減らし、代わりに「植物油脂」を用いることで、アイスクリームの風味や食感に近づけたアイスです。

「ジャイアントコーン」や「雪見だいふく」などが有名です。

ラクトアイス

市場に出回っているアイスの中で最も多いのが、実はこの「ラクトアイス」

そのボーダーラインも乳固形分が3%以上であるというだけで、乳脂肪分は0%というもの。

カップタイプの「爽」や、チューチュータイプの「パピコ」に代表されるアイスで、先の「アイスクリーム」と比べたら、乳成分が含まれる割合が大違いであることが分かると思います。

ラクトアイスは、アイスミルクよりさらに乳製品を少なくすることで価格を抑える代わりに、風味や食感を「植物油脂」を多く使うことで作り出されたアイスなのです。

ラクトアイスに分類されるアイスの価格は比較的安いので、暑い季節などにカラダを冷やすのに重宝するものだと思いますし、「ラクトアイス」を否定する気は全くありません。

ただ、気にして欲しいのがラクトアイスに使われている「植物油脂」というものです。

ラクトアイスは食べすぎ注意!

ここまで見てきて、ラクトアイスはアイスクリームと比べて、乳性分がだいぶ少ないアイスなのだということはお分かり頂けたと思います。

でも、ラクトアイスと表示されたアイスも、白く牛乳っぽい感じに作られていますよね?。

その「牛乳感」を出すために使われているが、原料として使われる「パーム油」や「ヤシ油」から得られる植物性油脂に含まれる「トランス脂肪酸」です。

ここで、「エッ!?」と思われるかも知れない情報を…。

ファーストフード店などでコーヒーを注文したとき「コーヒーフレッシュ」を貰って入れていると思いますが、あの無料で好きなだけ?貰える「コーヒーフレッシュ」の成分は水と油と添加物だけで、乳成分はまったくといって良いほど入っていません。

ミルクの風味を作り出しているのは、トランス脂肪酸によるものなのです。

それに近いのがアイスの種類「ラクトアイス」で、乳成分の代わりに植物性油脂が使われて作られているのです。

トランス脂肪酸は、心臓病や肥満の原因となる成分であるとして、アメリカでは2018年以降その使用が禁止されています。

アメリカでは使用を禁止される成分なのに、日本ではまだまだ静観している感じなんです。

トランス脂肪酸に対して、この温度差はなんなのかな?とも思いますが、私たち自身で気にしていくしかないものでしょう。

見た目に「牛乳っぽい」ことから自然素材のカラダによいものだろう?と思わせるアイスですが、より自然に近い「アイスクリーム」とは違い、「ラクトアイス」の食べすぎには注意する必要があるようです。

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ホンとに美味しいのは牧場のアイスクリーム!?

お値段が高いのがややネックになりますが、同じアイスなら食べて欲しいのは「アイスクリーム」。

気になる植物性油脂や余分な添加物は殆ど含まれてませんし、お値段が高くともコクや旨みに満足できる、「自分へのご褒美」的食べ物としている方も多いようです。

ちなみに、アイスクリームで最も売れていると言われる「ハーゲンダッツ」の原料は牛乳ではなく「脱脂粉乳」だそうです。

市販アイスとしては、いつ食べても「同じ味」「同じ品質」であるのが大切なので、時期によって成分の濃さなどが変化しがちな生乳よりも脱脂粉乳の方が品質が安定することから、あえて採用しているのかもしれません。

牧場のアイスクリームは最高!

観光地にもなっている牧場には人気のアイスクリームの売店がつきもので、春・夏の観光シーズンには長蛇の行列になっていますよね。

牧場で作られているアイスクリームは、その牧場の乳牛から採った牛乳を使って作られたものなので、成分調整もほぼ無い、コクも旨みもたっぷりの正真正銘の「アイスクリーム」。

牧場で食べるアイスクリームは、牧場の開放感も加わって格別に美味しいものです。

まとめ

暑い季節には、スーパーやコンビニなどのアイスコーナーに並んでいるアイスが大活躍です。

ご自宅の冷蔵庫へ常備されている方も多いでしょう。

今や1年を通して美味しいデザートですものね。

ただ、アイスの種類まで気にしていなかった方も多いと思いますが、よく手にしていたお好みのアイスの種類は何だったでしょう?。

同じアイスクリームだと思っていたものが、植物性油脂たっぷりの「ラクトアイス」だったということはありませんか?。

ラクトアイスの手軽さを否定する思いはありませんが、原料に含まれるトランス脂肪酸がアメリカで使用を禁止されているものであることからも、食べすぎには注意した方がいいと思います。

本物の「アイスクリーム」は、そのコクや旨みからホントに美味しいと思います。

特に牧場で食べるアイスクリームは格別です。

時折、「自分へのご褒美」的にチョッと高価なアイスクリームを味わうというのが、一番いいのかなと思います。

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