冬~翌春にかけて、毎年大流行する「感染性胃腸炎」

ノロウイルスに代表されますが、その他ロタウイルスなども感染性胃腸炎では有名です。

流行性感冒のインフルエンザ同様「手洗い・うがい」を心がけて予防していると思いますが、ひと度ノロウイルスに罹ろうものなら、下痢や嘔吐を繰り返し、体力も奪われ仕事どころではなくなります。

他人への感染を防ぐ目的も含め、無理をせず休むのが懸命でしょう。

また、不思議なことに会社のお正月休みや学校の冬休みに入ってから、突然下痢や吐き気をもよおし病院へ駆け込んだら「ノロウイルスだった~」ということも多いものです。

「潜伏期間」という、「時間差攻撃!」みたいなヤツですよね。

感染性胃腸炎に罹った場合には、仕事や学校を休む必要もあるでしょう。

そもそも自分が出勤や登校ができる状況にないかもしれませんが、会社関係での場合と学校や幼稚園の場合とでは少々事情が異なってくる様子です。

感染性胃腸炎に罹ったら何日休むようになるんでしょうか?。

今回は、感染性胃腸炎の「潜伏期間」はどれくらいなのか?、また罹ってしまった場合には仕事や学校を「何日休む」のか?について、具体的に見ていきたいと思います。

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感染性胃腸炎!潜伏期間は?

毎年冬~翌春にかけて、大人から子供まで大流行する「感染性胃腸炎」。

原因となるウイルスは様々ですが、その代表格となるのが「ノロウイルス」ですね。

感染力がとても強くて、アルコールや逆性石けんなどでは死滅してくれない強いウイルスで、吐しゃ物の消毒には塩素系漂白剤を使用する必要があるほどです。

潜伏期間は?

感染性胃腸炎の原因となるウイルス、潜伏期間はおよそ1~2日ほどです。

学校の冬休みに入って1~2日して、「さぁ遊ぶぞ」と思った矢先や、会社の仕事納め「お正月休み」に入ってから1~2日、大掃除など終えて「さぁゆっくりお正月」と思った矢先に発症するのをよく見聞きします。

いわゆる「寝正月」になってしまうパターンでしょうか。

潜伏期間とは、ホント「時間差攻撃!」みたいなヤツですよね。

ノロウイルス

発症すると激しい腹痛とともに、下痢・嘔吐・発熱が現れます。

潜伏期間は、カラダにウイルスが入ってから1~2日です。

ロタウイルス

発症すると、下痢・嘔吐・発熱が現れます。

潜伏期間は、カラダにウイルスが入ってから1~3日です。

感染性胃腸炎のウイルスは、1日~2日・24時間~48時間以上の潜伏期間があるからこそ、発症した際に「どこで感染したのか?」わかりづらいとされています。

だからこそ、常に「手洗い・うがい」などできる限りの予防策を徹底することが大切になるのです。

感染性胃腸炎の症状は?どれくらいで治る?

ノロウイルスが潜伏期間を経て発症すると、ホントつらい!…。

まるで水のような「下痢」を何度も繰り返したり、我慢出来ない強い「腹痛」とともに襲ってくる吐き気や「嘔吐」。

ここまではロタウイルスも同様の症状ですが、ノロウイルスを発症するとこれに高熱とはいかずとも「発熱」が加わってきます。

感染性胃腸炎を発症すると、ホントもうグッタリ…ですよ。

でも不思議なもので、同じようにカラダにウイルスが入っても、ほとんど症状が現れることなく治ってしまう方や、軽い症状で病院の先生からも「お腹の風邪ですね~」くらいで済んでしまう方もいるのだとか。

ノロウイルスなど感染性胃腸炎が潜伏期間を経て発症した際の症状も、人それぞれその時々の、体調や免疫力の強弱なども影響するとされています。

感染性胃腸炎はどれくらいで治る?

ノロウイルスの代表される感染性胃腸炎ですが、その潜伏期間は「1日~2日・24時間~48時間」と紹介しました。

ひと度発症すると、下痢や嘔吐、さらに発熱とまさにグッタリするほどの症状が現れますが、治るまでの期間は潜伏期間と同じくらいで2日前後で症状は回復に向かいます。

症状はとてもツライものですが、意外とはやく治ります。

でも気をつけたいのが、「ウイルスはまだカラダに残っている!」ということなのです。

治ったと思ってもウイルスはカラダに残っている!?

下痢や嘔吐など症状が治まっていまうとスッカリ治った気になりますが、実はノロウイルスやロタウイルスなど感染性胃腸炎の原因となるウイルスは、まだまだカラダの中に残っています。

治ったと思っても、その後2週間ほどは咳やくしゃみなどから排出され続けますし、便からは1ヶ月もの期間ウイルスはカラダから排出され続けるのです。

感染性胃腸炎の感染経路が「経口感染」であることからも、自分のカラダにはまだウイルスがいて「感染源」になりえることを意識して、マスクの着用やトイレ後の手洗いを徹底することが大切になります。

経口感染とは、「人→人」だけでなく、「人→モノ→人」というモノを介して感染することも十分あり得ますので。

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感染性胃腸炎は何日休む?!

感染性胃腸炎に罹った場合、会社や学校・幼稚園など休む必要もでてきます。

「私はもう元気だから…」としても、何日休むか、その日数などはそれぞれが定める規則に従う必要があるでしょう。

感染性胃腸炎にかかったら会社は何日休む?

自分がノロウイルスなど感染性胃腸炎で会社を休むことになったら、会社へは素直に自分が「感染性胃腸炎」に罹ったことを伝えるべきでしょう。

万一早まって出社し、同僚など一緒に働く周囲の方へ感染を広げてしまっては、余計に会社に迷惑をかけてしまうからです。

その場合、会社の「就業規則」に従って何日休む必要があるのかを伝えられると思います。

感染症罹患者に対する就業禁止をうたった法律に「感染症法第18条」や「労働安全衛生法第68条」もありますが、そのどちらもノロウイルスの代表されるような「感染性胃腸炎」で就業禁止する内容とはなっていません。

では、なぜ休むことが必要で、何日休む必要があるといわれるのでしょう?。

会社ごとに就業禁止期間が決められている

感染性胃腸炎は、法律上休まなければならないと定められたものではありませんでしたが、日々仕事をすすめていかなければならない職場において、集団感染は大きなダメージ・損失を生んでしまうリスクを回避する必要があります。

いくら感染性胃腸炎から回復し「私はもう元気です~!」といっても、会社側は集団感染を防ぐ観点で社員を休ませるのです。

何日休むかは、それぞれの会社が独自で定めたものになります。

さらに会社から、医師の「診断書」をもらってきてと伝えられることもあるんですよね。

会社を休まなければならない上に診断書まで…。

「診断書代」も、けっこう馬鹿にならないんですよね~。

自分が働く会社の就業規則では、感染性胃腸炎にかかった場合に「何日休む」ようになっているのか?、一度確認してみるといいですね。

会社の就業規則で定められていない場合は?

感染性胃腸炎では「何日休む」など、特に定められていない場合も当然あると思います。

慌しい現代社会で「そんなに何日も休めない」といった場合には、下痢や嘔吐の症状もなくなり、体調さえ戻れば出勤してもいいと思います。

しかし、2~3日下痢や嘔吐を繰り返し、食事ものどを通らなかったでしょうから、体力も落ちているでしょう。

可能であれば、ホントはあと1日~2日は家でカラダを休めたいところですね。

でも先にも紹介したとおり、治ったと思ってもカラダの中にはウイルスはいます。

自分が「感染源」になりえることを意識して、同僚や一緒に働く方たちに感染しないよう、暫くマスクを欠かさずに、トイレ後の手洗いの徹底など注意していきましょう。

感染性胃腸炎!学校や幼稚園は何日休むの?!

大人でも罹ったら大変な感染性胃腸炎です。

小学生や幼稚園児などまだ小さなお子様が罹ってしまうと、その「グッタリ」とした姿に親としても心配でなりません。

けれど、子供ってホント強いんですよね。

あんなに苦しめられた感染性胃腸炎でも、その症状が治まればケロッとして遊びはじめます。(笑)

気になるのは、お子さんが感染性胃腸炎に罹ってしまった時に、学校や幼稚園を「何日休む」決まりになっているか?ですよね。

お子さんのカラダのことですから、心配なので出来る限りお休みさせてあげてもいいかなとも思いますが、「何日休む」かの決まりってあるのでしょうか?。

お仕事されているママの場合には、お子さんが感染性胃腸炎に罹ればママも会社を休むことになることも多いでしょうし…。

学校保健安全法での児童生徒の出席停止

お子さんがノロウイルスなど感染性胃腸炎へ罹ってしまった場合の出席停止については、

校長は感染症にかかっており、かかっている疑いがあり又はかかるおそれのある児童生徒等があるときは、政令で定めるところにより、出席を停止させることができる

と定められています。

学校や幼稚園は、けして広いとはいえない教室内で集団で生活する環境であることから、感染性胃腸炎だけでなくインフルエンザなど流行性感冒の感染も集団感染するリスクが高いことは確かです。

日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会から紹介されている「学校、幼稚園、保育所で予防すべき感染症」を見ると、様々な感染症ごとに細かく「感染経路」「登校・登園基準」が紹介されていることがわかります。

ノロウイルス感染症

主な感染経路:経口感染
登校登園基準:下痢、嘔吐が消失した後

ロタウイルス感染症

主な感染経路:経口感染
登校登園基準:下痢、嘔吐が消失した後

インフルエンザ

主な感染経路:飛沫感染
登校登園基準:発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過した後。幼児においては、発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過した後

同様な時期に大流行をみせる「インフルエンザ」もあわせて紹介してみましたが、インフルエンザは解熱したあと2日~3日と休む日を長く設定しているのに対し、ノロウイルスやロタウイルスといった感染性胃腸炎は「下痢、嘔吐が消失した後」と、チョッとあいまいな気がします。

「治ったらいいよ~」という感じなのでしょうね。

中学生では、高校受験の際の「内申書」での「欠席日数」に関わる問題でもあるので、ノロウイルスやロタウイルスでは「下痢、嘔吐が消失した後」が登校基準である以上、さっさと登校しなければならないといったこともありそうですね…。(苦笑)

逆に小さなお子さんが感染性胃腸炎に罹った場合、もしもママがお仕事を休める状況ならば、少し長めにお休みさせてあげたいところかもしれませんね。

まとめ

今回は、ノロウイルスに代表される感染性胃腸炎の「潜伏期間」はどれくらいなのか?、また罹ってしまった場合には仕事や学校を「何日休む」のか?について見てきました。

カラダにウイルスが入ってから「時間差攻撃!」をしかけてくる「潜伏期間」は、1日~2日。

感染性胃腸炎の症状は激しく、下痢や嘔吐を何度も繰り返すものですが、治るまでの期間も潜伏期間同様2日前後と意外と短くて済むのも特徴でした。

でもその間、食事ものどを通りませんし、感染性胃腸炎に罹ってしまうとぐったりしてしまいますよね。

「何日休む?」かについては、会社関係と学校・幼稚園とでは少々違いがありました。

会社の場合には、集団感染によって仕事が滞るリスクを考えて就業規則で「何日休む」かを定めている場合もあります。

リスクヘッジを重要視する会社では、就業停止期間を長めに設定していることもあるでしょう。

就業規則とはいえ、あまり長く休むのも気が引けますけどね。

最後に忘れてならないのが、「治ったようでも、カラダにはウイルスが残っている」ということでした!。

これは、私も考えを新たにしました。

「治った~」と思っても自分はまだ「感染源」であることをしっかり認識して、周囲の方へ感染させないことを意識して生活をする必要があるようです。

感染性胃腸炎!、感染予防のためには「手洗い・うがい」大切。

ひと度自分が感染してしまったら、治ったと思った後も「手洗い・うがい!」で周囲への感染予防につとめましょう!。

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