「食欲の秋」と言われますが、ホント秋には美味しいものがたくさんありますよね。

秋の楽しみの1つに、果物の中から「柿」を挙げられる方も多いのではないでしょうか?。

よく熟した柿は実がトロッとして、口当たりも滑らかで甘くて美味しいですものね。

チョッと郊外へ脚を向けると、庭に柿の木がある家をチラホラ見たりするくらい、日本人にとって身近な果物の1つだと思います。

実際に、栄養素まで考えて食べているという方は少ないかもしれませんが、柿は美味しいだけでなく、ビタミンCをはじめとして様々な栄養素が豊富に含まれています。

ホント旬のものというのは、カラダにいいものばかりなので積極的に食べたいものです。

柿は「皮をむいて食べる」という方が多いと思うのですが、みんさん如何ですか?。

柿は普通に食べてる「実」だけでなく、じつは「むいた皮」、葉っぱやヘタにまでたくさんの栄養素が詰まっているのだとか…。

となると、葉っぱやヘタはまだしも、何気なく捨てていた「皮」を何か有効に使うことができないものでしょうか?。

今回は、柿の皮に含まれる栄養素や、皮ごと食べることについて分かりやすく紹介できればと思います。

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柿の皮に含まれる栄養素

昔から、「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあるのをご存知ですか?。

医者が青くなるというのは、病気の方が減ることで医者が儲からないというチョッと皮肉った意味ですが、それくらい柿には栄養素が豊富に含まれているという例えです。

ここでは柿の実だけでなく、柿の皮こそ多く含まれている栄養素について、代表的なものを1つ1つ取り上げてみたいと思います。

ビタミンC

「ビタミンC」というと、イメージ的にはレモンなど柑橘系の酸味が強い果物のイメージがあったりしますよね。

柿はトロッと甘い果物なので、ビタミンCというイメージがあまり湧いてきません。

でも意外や意外、果物の中ではレモンに次いで多いもので、皮にこそより多く含まれています。

柿に含まれるビタミンCはみかんやイチゴなどよりも多く、柿を1個食べるだけでその日1日に必要なビタミンCが摂れてしまうのだとか。

レモンを1個食べるのはなかなか難しいものですが、柿なら甘くてスッと食べられますものね。

ビタミンCは、シミやしわの予防など気になるお肌の修復効果が期待されるものなので、積極的に摂りたい栄養素です。

βカロチン

柿の皮や実の鮮やかな橙色は、かぼちゃと同様に「カロチン」が豊富な証です。

「βカロチン」はカラダの中でビタミンAに変化することで免疫力向上に作用し、発がん抑制作用やお肌・髪・爪などを健康に保つ作用もあるものです。

柿のカロチン含有量は果物の中では抜群で、緑黄色野菜を代表する「ピーマン」にも劣らないものなのです。

カリウム

カリウムには、カラダの余分な塩分を排出してくれる作用や血流を促す作用があることから、高血圧予防やむくみを防ぐ効果が期待されます。

タンニン

「柿渋」に含まれている「柿タンニン」は、最近「加齢臭」対策などで石鹸やシャンプーなどの成分に使われている方も多いと思いますが、タンニンの効果は「臭い」だけではありません。

「柿は二日酔いにいい!」と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

それは柿に含まれるタンニンとビタミンCによるもので、特にタンニンにはアルコールの分解を高め、カラダの外へ排出する働きがあるためです。

タンニンは糖質や脂質の吸収をも抑える作用もあるので、柿は血糖値や中性脂肪が気になる方、メタボ防止にもいい果物と言えそうですね。

ここで取り上げただけでも、柿には豊富な栄養素が含まれていることはお分かりになられたと思いますが、大事な点は「柿の皮にこそ」それぞれの栄養素が凝縮するように詰まっているということです。

柿もそうですが、基本的に果物は「皮ごと食べる」ことで、より多くの栄養素が摂れるようです。

これまで、むいた柿の皮は「そのままゴミ箱行き」でしたが、チョッと勿体無いことをしていたかもしれませんね。

柿の皮って食べられの?という疑問

いくら柿の皮にたくさんの栄養素が凝縮されていると聞いても、そもそも柿の皮って「食べられるものなの?」という疑問を持たれる方は少なくないと思います。

・柿の皮は食べないものとして扱い捨ててきたから
・固いしさほど美味しくから

果たして、柿の皮は食べられるものなのでしょうか?!。

結論的には、ズバリ「食べて欲しい」ものです。

リンゴなどもそうですが、柿も皮と実の境「皮目」と呼ばれる部分にこそ、一番栄養があります。

柿の皮はリンゴよりも固く、確かに美味しいといえるものではないのは確か…。

でも一番栄養のある部分を捨ててしまっているというのも事実。

確かに、市販の柿では農薬やワックスも気になりますが、良く洗ってから食べればさほど神経質になるものでもないです。

それくらい、日本の厚生労働省が定めた農薬残留量の基準値は少ないものだと思って大丈夫です。
 

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柿の皮を美味しく食べるレシピ!

柿は皮ごと食べるのが栄養素的には一番いいと聞いても、正直「美味しくない」という方が大半ですよね。

チョッとだけ手間を掛けたり、工夫するだけで栄養満点の「柿の皮」を食べることができるというので、いくつか紹介したいと思います。

そのまま実と一緒に食べる

最もシンプルな方法が、皮をむかずに4等分~6等分に切り分けて皮をむかずにそのまま食べるというスタイルです。

海外では、皮もむかずに丸ごと「ガブリッ!」が王道なのですが、日本では柿以外の果物でも皮をむいて食べることが多いのです。

柿の皮の固さが気になる方は、よく熟して柔らかくなった頃合で食べるのがいいかもしれませんね。

柿の皮の天ぷら

これまで見聞きしたことがなかったのですが、柿の皮を「天ぷら」にして食べることは特に珍しいことでもないみたいです。

熱によって甘みが出るのでしょうか、甘くておやつにもなるとも言われています。

柿の皮を天日干しして色々な用途に

柿を食べるときにむいた皮。

これをカラカラになるまで天日干しして保存します。

オーブンレンジなどを使って、一気に乾燥させてしまってもOKです。

そして、その用途も様々!

柿の皮チップス

聞いたこともないと思いますが、カラカラになるまで干した柿の皮は、甘くて美味しい「柿の皮チップス」になってくれます。

おやつのお菓子にもいいですし、パパのお酒のおツマミにも面白いかもしれません。

柿の皮のお茶

カラカラになるまで干した柿の皮、今度はこれをすり鉢で粉末にしてしまいましょう。

湯飲み茶碗に、柿の皮の粉末を小さじ1杯ほど入れてお湯を注げば、「風邪予防」のお茶としていただくこともできます。

その他「カラカラに干した柿の皮」は、漬物を漬けるときや煮物を作るときの「隠し味」的要素で一緒に入れると、柿の甘みが柔らかく効いた美味しさになります。

是非お試しを。

まとめ

秋の果物の代表格「柿」。

太陽をたっぷり浴びた橙色の柿には、ビタミンCをはじめβカロチン、カリウム、タンニンなど栄養素が豊富に含まれ、「柿が赤くなれば医者が青くなる」ということわざがあることも納得です。

今回取り上げた柿もそうですが、果物って基本的に、皮にこそより多くの栄養素が摂れることが多いものです。

柿の皮を食べる方法もいくつか紹介してみましたが、調べてみるとネット上には、意外にも柿の皮をつかった色々なレシピが紹介されていて驚かされました。

私はこれからも、柿は「皮をむいて食べる」ものだと思いますが、その皮に栄養素がたくさん含まれていると知ったからには、まずは天日でカラカラにしてしまおうと思います!。

そのあとは

・柿の皮チップス
・柿の皮のお茶

など初めてのことではありますが、どんなモノか楽しんでみたいと思います。

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