普段やりなれない運動や力仕事をしたりすると、2~3日経ってから激しい「筋肉痛」に襲われることってありますよね。

時間差でくるので、「何したっけ?」と筋肉痛の原因すらよく分からなくなったりします。

お子さんの運動会で父兄参加種目にハリキッて参加した翌日、「あれ、意外に筋肉痛になってないよ?」と喜んでいたら、2日後くらいから歩くのもままならないほどの筋肉痛に…。

「これって歳のせい?」。

よく筋肉痛が「時間差」でくるのは、歳をとった証拠なんていわれたりしますけど、それってホントなんでしょうか。

今回は、「筋肉痛が時間差でくるのはなぜ?」について、色々な角度から見ていきたいと思います。

筋肉痛が時間差でくる原因は、実は歳とは関係ないみたいなんです。

今度、若い子たちに冷やかされたら言い返してあげましょう!。

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なぜ筋肉痛になるの?!

そもそも、運動をするとなぜ筋肉痛になるのでしょう。

科学が進歩した現代でも、筋肉痛のメカニズムを解明するには至っていないのですが、大よそ3つの要素が関わってのものと考えられています。

乳酸など疲労物質が溜まるから

筋トレなどの強い負荷や持続的な運動によって、カラダの筋肉の中では「乳酸」など疲労物質が溜まることを知っている方も多いと思います。

運動中に、筋肉がパンパンになり「ツライ…」となることこそが「乳酸」が溜まった状態です。

疲労物質の蓄積は、運動の終盤~運動直後がピークになります。

運動したすぐ後に現れる、「太ももがパンパンに張って痛い~!」といった筋肉痛の原因は、主に運動中に分泌された疲労物質が溜まったことによるものです。

筋繊維が傷つくから

あえて自分を追い込むような、大きな負荷を掛けた筋トレでなくても、普段運動不足の方にとってはチョッとした筋運動でも筋肉の繊維「筋繊維」は所々で断裂し、痛みを生じます。

断裂量が大きくなれば、いわゆる「肉離れ」のような強い痛みになるものです。

この筋繊維の断裂は、つまり炎症を起こしている状態なわけですから、筋肉が張って痛みを生じます。


この2つの筋肉痛の原因は、運動直後に現れる「即効性筋肉痛」の原因ですし、そのメカニズムをみても2~3日後に「時間差」でくる筋肉痛とはあまり関係なさそうです。

筋繊維が回復するために、さらに炎症?!

強い運動をして筋繊維が傷ついた後、そのまま「そお~っと」徐々に回復されるのであれば痛みも少ないのでしょうが、断裂した筋繊維は「より強く」生まれ変わるために、一旦分解され新しく作られていきます。

この筋繊維の分解とは、いわゆる「炎症」を起こしているものです。

運動直後の筋肉痛ではなく、時間差で発生する筋肉痛「遅発性筋肉痛」の主な原因は、断裂した筋繊維が回復、生まれ変わるめに、一度分解される時の炎症による痛みだったです。

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なぜ2~3日後、時間差で筋肉痛がくるの?

これまで見てきた内容からすると、筋肉痛が時間差でくるワケは、断裂した筋繊維が生まれ変わるために一度分解される炎症のためでした。

運動中や運動直後にくる筋肉痛でないということは、さほど強い負荷ではなかった裏返しかもしれません。

先に紹介したような、「疲労物質」が溜まるような、「筋繊維の傷つき」が大きい運動ならば、運動中や運動直後に筋肉痛がくるものだからです。

逆に、筋肉痛が時間差でくるワケは、「中途半端」な負荷、「セーブしている」負荷であることから、筋繊維の回復のための分解・炎症に時間が掛かるからなのです。

だから、「何やったっけ~?」と筋肉痛の原因すらよく分からなくなったりするのです。

筋肉痛が時間差でくるのは歳のせいではない!?

実際、年齢を重ねることで運動する習慣が減ってしまうことも多く、当然のように徐々にカラダ全体の筋肉量も減ってきます。

例え運動習慣がある方でも、運動量や負荷が下がってくるのは否めません。

そんな中、運動会でハリキッたり、一時的に力仕事をしたりすると、以前は筋肉痛にもならない負荷だったもの筋繊維を傷つけるレベルになってしまい、筋繊維の回復のために分解・炎症を起こすものとなって、筋肉痛が2~3日後に時間差でくるのです。

つまり時間差でくる筋肉痛は「歳のせい」ではなく、普段からの運動量、筋肉量に左右されるものなので、20代でもなるものだったのです。

もしも20代~30代の方が「時間差で筋肉痛」を実感したなら、「歳かな~?」ではなく普段からの運動不足を見直すべきタイミングなのかもしれませんね。

まとめ

若かった頃は筋肉痛といえば「運動をした翌日」だったハズなのに、年齢を重ねるごとに「最近は2~3日経ってから」と時間差を感じるという方が多くなるのも事実。

それを今までは、単に「歳のせい」と思い込んでいたかもしれませんが、それは「歳のせい」ではなく運動習慣が減ったために筋肉量が減ってしまったためでした。

逆にいえば20代など若い年代でも、筋肉量が少なく、小さな負荷でも筋繊維が分解・炎症を起こすことで時間差で筋肉痛がくることもありえるということですね。

運動した2~3日後の筋肉痛に悶絶しているところを若い子に冷やかされたら、

「歳のせいじゃないよ!」
「運動不足のせいだから!」

と言い返したいところですが…、どちらもやっぱり言い訳でしかないかもしれませんね(苦笑)。

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