寒い冬の朝、職場まで車通勤している方にとって、「車のフロントガラスに降りる霜」はホント困りモノ。

昨日と同じような気温だから…と油断して、駐車場にいったらフロントガラスに霜がびっしり!。

慌ててエンジンを掛けて、エアコン吹き出しの設定を「デフロスター」にしても、霜が溶けて前が見えるようになるまで10分は掛かる…。

あ~、「車のフロントガラスに霜が降りていて…」じゃ、遅刻の言い訳にもなりませんよね(苦笑)。

急いでいるからと、霜を溶かすためにフロントガラスに「お湯」を掛けるのは良くないコトだと聞きますし…。

私も毎年、車のフロントガラスに降りる霜に、何度も朝からバタバタさせられてきました。

ということで、今回のテーマは「車のフロントガラスに霜が降りるのは気温が何度から?」

あらかじめ「霜が降りる気温は何度からなのか?」などの条件を知るコトができれば、事前に対策することで早朝から慌てずに済みそうですモノね。

同じような気温なのに、霜が降りる日と降りない日がある不思議についても、一緒に探ってみましょう。

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車のフロントガラスに霜が降りる気温は何度から?

気温が何度くらいになったら、車のフロントガラスに霜が降りるようになると思いますか?。

霜が降りる気温は4℃以下!

霜も氷のようなモノだから、「氷点下なんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。

たしかに、霜が降りる条件に「地面付近の気温が氷点下になる」ことがあげられます。

しかし、気象庁などで気温を計測しているのは「芝生の上1.5mの位置」に設置された「通風筒」中の電気式温度計。

発表されている気温が4℃以下になると、地面付近の温度は氷点下になっているコトが多く、条件的には霜が降りやすくなります。

とはいえ、車のフロントガラスに霜が降りる条件って、実際には「気温が何度から」と決まっていない感じがしませんか?。

同じような気温でも、昨日は平気だったのに、今日はガチガチに霜が降りているように…。

車のフロントガラスに霜が降りる条件は気温だけじゃない!?

たしかに、寒い冬の朝に車のフロントガラスに霜が降りて、なかなか出発できずに困ることは多いです。

けれど、同じように寒いのになぜか霜が降りずに、「大丈夫」な日が意外に多いのも事実。

この違い… 何なんでしょう。

車のフロントガラスに霜が降りる条件は、「気温が何度から」だけではないようですね。

車のフロントガラスに霜が降りる理由

まずは、ココですよね。

車のフロントガラスに霜が降りる理由。

小学校の理科の実験でも学んだとおり、水は0℃以下になると氷になりますよね。

そう、氷は水という液体が冷やされ固まったモノ。

雪は?というと、空気中の水蒸気が大気中で冷やされ、氷の結晶となって地上に降るモノ。

霜は?というと、空気中の水蒸気が水という液体を介さず、物体の表面上で直接氷の結晶となる「昇華現象」によるモノ。

まぁ、同じようなモノなんですけどね…(苦笑)。

大気中かフロントガラスなど冷やされた物体表面か…、氷の結晶ができる場所の違いです。

前日の夜が晴れていること!

チョッと不思議に思われるかもしれませんが、車のフロントガラスに霜が降りる朝の前夜は「快晴」なコトが多いのです。

その理由は、寒い冬の間にテレビやラジオで何度も見聞きする「放射冷却」によって地面近くの冷え込みが厳しくなるから。

「放射冷却」とは簡単にいうと、日中に太陽によって暖められた地面の熱が、夜になると冷えた上空へ放出されていき温度が下がっていくことです。

雲がない良く晴れた夜ほど、地面の熱が遥か上空へとドンドン放出されていき、冷え込みが厳しいモノになります。

逆に雲が多い夜は、雲が屋根のようにカバーの役目をすることで、冷え込みが和らぐのです。

風が弱い!

良く晴れた日ほど放射冷却が進むのですが、風が強いと空気がかき混ぜられるコトで、地面近くの温度は下がりにくくなります。

また、空気中の水蒸気も風でかき混ぜられるので、物体上での昇華現象である「霜」が降りにくくなるのです。

私たちは風が強い日ほど、体感温度が下がり「寒い」と感じますよね。

しかし意外にも、「風が弱い」日ほど地面近くの温度は下がり、車のフロントガラスに霜が降りやすくなるのです。

湿度が高い!

車のフロントガラスに降りる霜は、空気中の水蒸気が昇華現象で氷の結晶となったモノですから、湿度が高い=水蒸気が多い方が霜が降りやすくなるのは当然。

なので、いくら「気温が低い」などの条件が揃っていても、湿度が低ければ霜は降りにくいのです。

ところで…、そもそも冬って湿度が低く、ときに「乾燥注意報」が出るほどですものね。

つまり、車のフロントガラスに霜が降りる頻度って、実際には意外にも少ないコトだったりするのです。

寒い冬は「しょっちゅう」車のフロントガラスに霜が降りて困るイメージは、早朝からバタバタと慌てさせられてきたトラウマからなんでしょうかね(苦笑)。

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車のフロントガラスの効果的な霜対策は?!

これまで、車のフロントガラスに霜が降りる条件について、気温は何度からなのか、前夜の天候、風、湿度など紹介してきました。

どうやら、意外に霜が降りる頻度は少ないというコトのようですね。

それでも油断すれば、朝からバタバタと慌ててしまうコトに…(苦笑)。

効果的で、簡単にできる霜対策を考えてみましょう。

車を東向きに駐車する!

駐車する車の向きを、朝日が当たる東の方角に向けておければ、太陽の熱を受けてフロントガラスの表面温度は上がります。

とはいえ月極駐車場などでは、「前向き駐車でお願いします」など方向が限定されてしまうことも多いモノ…。

偶然にも東向きで駐車できる人は、ラッキーですね!。

それだけで、霜対策が1つが叶うのですから(笑)。

フロントガラスに「凍結防止シート」を被せる!

凍結防止シートは、カー用品店だけでなく、ホームセンターなどでも普通に売られています。

使い方も、両サイドのミラーに引っ掛けてフロントガラスに被せるだけなのでとても簡単!。

どれだけ気温が低い夜でも、水蒸気がフロントガラスにつくことがないので、霜対策には抜群の効果を発揮します!。

風が強いと飛ばされてしまうリスクがある点が「玉にキズ」です。

チョッと考えてみてください…。

「車のフロントガラスに霜が降りる理由」でも紹介したように、風が強い日は「霜がおりにくい」のですから、無理して被せなくてもいいんじゃないでしょうか。

凍結防止シートは夏は「サンシェード」としても使えるので、車に1枚積んであれば一年中重宝するかもしれませんね。

フロントガラスにガラスコーティングする!

霜はフロントガラスについた埃や油膜につきやすいので、いつもキレイにしておくことも霜対策には大切です。

その上で、ガラスコーティングで撥水加工しておけばベスト!。

市販のガラスコーティングを選ぶ時は、フロントガラスの油膜を落としながら撥水加工してくれるタイプのものを選びましょう。

車のフロントガラスに「お湯」を掛けてはダメな理由!?

駐車場の車のフロントガラスに霜が降りていた時、フロントガラスに「お湯」を掛けて溶かすのが一番手っ取り早い方法。

私も、慌てて水筒の「温かいお茶」を掛けて霜を溶かしてしまいます。

でも、フロントガラスに「お湯」を掛けてはダメだと聞いたコトありませんか?。

これまで、「運が良かった」だけかもしれません。

ホント一歩間違うと、大変なコトになるみたいですよ!。

「熱湯」はダメ!「ぬるま湯」ならセーフ?!

車のフロントガラスに降りる霜を溶かすのに「お湯」を掛けてはダメと聞きますが、もう少し具体的にいうと、「熱湯」を掛けてはダメというコト。

そう、「ぬるま湯」くらいならセーフなんです!。

熱湯の何がダメかというと、ポイントは「フロントガラスとの温度差」

霜が降りる条件を考えれば、フロントガラス温度は氷点下。

それこそ沸騰した熱湯との温度差は「100℃」近くになりますよね。

物体というのはガラスでも鉄板でも、冷えると収縮し、暖められると膨張する性質があります。

氷点下のフロントガラスは、「ギュッと」収縮した状態です。

そこへ温度差の大きい熱湯を掛けると、一気に膨張することで「割れ」たり「ヒビ」が入ったりする可能性が高いというコト。

さらに、フロントガラスって、「飛び石」などで目に見えないヒビが入っているコトも珍しくないので、そこへ「熱湯」となれば、それこそ一気にパリパリッと。

万一フロントガラスの交換ともなれば、10万円以上掛かるケースが多いですからね…(痛ッ)。

これが「お湯」を掛けてはダメと言われるホントの話です。

人肌ほどの「ぬるま湯」なら、温度差が小さいので熱膨張という点ではセーフなのですが、難点は時間が掛かることや、再度凍ってしまうコト。

エンジンを掛けて、エアコン吹き出しの設定を「デフロスター」にして、フロントガラスの温度を暖めながら「ぬるま湯」を掛けると、効率よく霜が溶けてくれますよ。

まとめ

今回は、「車のフロントガラスに霜が降りる気温は何度から?」をメインテーマに紹介してきました。

フロントガラスに霜が降りる条件は、

①気温は4℃以下!
発表されている気温が4℃以下になると、地面付近の温度は氷点下になっているコトが多い。

②前日の夜が晴れていること!
「放射冷却」によって地面近くの冷え込みが厳しくなるから。

③風が弱い!
「風が弱い」日ほど地面近くの温度は下がるから。

④湿度が高い!
霜は、空気中の水蒸気が昇華現象で氷の結晶となったモノ。
湿度が高い=水蒸気が多い方が、霜が降りやすくなる。

毎年冬になると、車のフロントガラスに霜が悩みのタネだったりするモノですが、これら4つの条件が揃うコトはそう多くありません。

つまり、気温が低い寒い冬には「しょっちゅう」霜が降りてるイメージでも、実際の頻度は意外と少なかったりするみたいですね(苦笑)。

そんな、いつ降りるかわからない「霜対策」には、

・車を東向きに駐車する!
・フロントガラスに「凍結防止シート」を被せる!
・フロントガラスにガラスコーティングする!

などが効果的になるでしょう。

最後に、霜を溶かすのに「車のフロントガラスにお湯を掛けてはダメな理由」を取り上げました。

一括りに「お湯」がダメなのではなく、

・熱湯はダメ!
・ぬるま湯ならセーフ!

問題は、「温度差」が大きくなると熱膨張によってフロントガラスに割れやヒビが入ってしまうコトにありました。

如何でしたでしょうか?。

これから春に向けて、さらにもう一段階寒さが厳しくなると思われますが、あらかじめ「霜が降りる条件」の知識と、凍結防止カバーなどアイテムを合わせれば、霜対策はバッチリだと思います!。

私はというと…、水筒のお茶は「熱湯」に近いので、これからはペットボトルに「ぬるま湯」を詰めて駐車場へ向かいたいと思います。

フロントガラスが割れて「10万円」はかなり痛いし、折角の「お茶」が勿体ないですからね…(苦笑)。

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