「無洗米ねぇ…」

スーパーでお米を買うとき、普通のお米と一緒に並んでいる「無洗米」がいつも気になってるんです(苦笑)。

「無洗米」の文字通り、お米を洗う必要がないなら、バタバタしちゃう朝食の準備の時短になるよね?…とか。

寒い冬の朝も、頑張って冷たい水でお米を洗う必要が無いなら嬉しいカモ?…なんて。

なのに、なかなか手に取れずにいる「無洗米」。

これ、きっとワタシだけじゃないと思うんです(笑)。

お米は、洗う(研ぐ)のが普通と思ってきただけに…。

無洗米とはいえ、ホントに「洗う必要がない?」と同時に、「洗うとどうなる?」という疑問が沸いてきてしまうモノ。

無洗米は、お値段もチョッと割高に感じるし、美味しくなきゃ意味ないですしね。

ということで、今回のテーマは「無洗米は洗う必要がない?洗うとどうなる?」。

無洗米なだけに、「洗う」についてを中心に、チョッと探ってみましょう!。

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無洗米は洗う必要がない?!

無洗米の最大のウリは、その名のとおり「洗う」時間が節約できるということでしょう。

でも、本当に洗う必要がないのでしょうか?。

まずは、無洗米が洗う必要がないワケを、詳しくみてみましょう。

無洗米とは?

無洗米を一言でいえば、「無洗米処理を施したお米」。

なにそれ?!、洗う必要がないように一度洗ってあるのかしら?…。

たしかに…(苦笑)。

では、みなさんが、ご飯を炊く前にお米を洗う(研ぐ)理由ってなんでしょう?。

それは、玄米を精米した白米に残る「肌ヌカ」という成分を洗い流すため。

お米を洗わず、肌ヌカが残ったまま炊いたご飯は、ヌカ臭く、パサパサとした炊き上がりで美味しくないからです。

この、ご飯の美味しさをジャマする「肌ヌカ」を、あらかじめ研いで無くすのが「無洗米処理」。

現在の無洗米処理は、主に4つの製法が用いられています。

・BG製法 :粘着力の強い肌ヌカの性質を利用して剥がし取る(ヌカ式)
・NTWP製法:白米に少量の水を加え、肌ヌカをタピオカに付着させて取る(タピオカ式)
・ブラシ式:白米をブラシや不織布などで磨き、肌ヌカを取り除く
・水洗い式:肌ヌカを水洗いで落とし乾燥させる

なかでも、市場シェア73%を占めるBG製法が、現在の無洗米処理の主流。

水洗い式もあるくらいですから、「一度洗ってあるのかしら?…」も正解(苦笑)。

無洗米はホントに洗う必要がない?!

無洗米は、ホントに洗う必要がないのでしょうか?。

以前は「無洗米」と謳われていても、実際には1~2回洗う必要がある商品も多く、「準無洗米」などと呼ばれた時代もあったようです。

「全国無洗米協会」のHPによると、

無洗米も肌ヌカの取り方がいろいろあり、なかには肌ヌカがきれいに取りきれていないものもあります。
しかし、協会認証の無洗米なら、一度も洗わずに炊けるように工場で肌ヌカを取っていますし、衛生的に作られているので大丈夫です。

全国無洗米協会の認証マーク、「エコメちゃん」
https://www.musenmai.com

こちらの「全国無洗米認証マーク」が表示された無洗米でも、メーカーによっては家庭での保管状態や安全性を考慮して「さっと一度洗って炊いてください」と書いてあるモノがあるようですが、通常は洗う必要はないそうです。

無洗米でも洗う方がいい場合も?判断基準は?

全国無洗米協会認証の無洗米なら、「一度も洗わずに炊けるように工場で肌ヌカを取っている」モノですが、私たちユーザー側でも「洗う・洗わない」の判断基準となるモノがあります。

それは、無洗米に水を入れたときに、水が白く濁るかどうか。

水が白く濁る原因は、主に無洗米から出た「でんぷん」。

そのままご飯を炊くと、焦げつきや吹きこぼれ、炊きムラの原因になるコトもあります。

白く濁る場合には、1~2度水を取り替えながら、すすぐ程度に洗えばOK。

無洗米は「洗う必要がない」ように加工がされたモノですが、私たちユーザー側も「洗う方が美味しく炊ける」判断基準といったトコロでしょう。

無洗米は洗うとどうなる?!

無洗米は、洗う必要がないようにあらかじめ「無洗米処理」されたお米。

水が白く濁るのが気になるとしても、軽く1~2度すすぐように洗うことで十分美味しく炊けるモノ。

その無洗米を、普通のお米のように、ガシガシ研ぐように洗うとどうなると思いますか?。

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無洗米を洗うとお米の「旨味」が無くなってしまう!

無洗米処理で「肌ヌカ」が取り除かれた無洗米の表面には、お米の旨味層があります。

普通のお米でも、「研ぎすぎると美味しくなくなる」といわれるのは、研ぎすぎるとお米の旨味層まで洗い流してしまうから。

無洗米は、ご飯の美味しさをジャマする肌ヌカをあらかじめ無くす加工がされたモノ。

さらに洗うと、普通のお米の「研ぎすぎ」同様、旨味層まで洗い流してしまうコトになるのです。

無洗米を洗うと「ベチャベチャ」のご飯になってしまう!

無洗米処理で肌ヌカを取り除かれた無洗米は、カバーされるモノがない、まるで「スッポンポン」の丸裸っ(笑)!。

無洗米を洗うと、ドンドンお米は水を吸収してしまうし、逆に、水溶性のビタミンB1やナイアシンといった栄養素が流れ出てしまうコトになります。

ともすれば、無洗米の袋に書かれた「炊き方」の水加減を守っているのに、「ベチャベチャ」なご飯になってしまうコトにも…。

無洗米の美味しい炊き方!

・無洗米は洗う必要がない!
・無洗米でも洗う方がいい場合もある?!
・無洗米は洗うとどうなる?

紹介してきたこれらの情報をインプットすると、無洗米の美味しい炊き方もとてもわかりやすくなります。

これまで、「無洗米は硬くて美味しくない…」と思われている方は必見!。

無洗米の美味しい炊き方には、チョッとだけコツがあるようです。

無洗米を美味しく炊くコツ!

1.「無洗米専用カップ」で計量しましょう。

最近の炊飯器には、「無洗米専用カップ」が付いていると思います。

普通の白米用のカップとの違いは、すり切り1杯「1合」の量。

無洗米は、肌ヌカが取り除かれている分、普通の白米用のカップで計量すると、粒が多く入ってしまうのです。

ココが、「無洗米は硬い…」と思われる理由の1つです。

2.水を注ぎ、お釜の底から軽く1~2回軽くかき混ぜお米に水を馴染ませましょう。

水が白く濁る場合は、無洗米から出た「でんぷん」が多い証拠。

1~2度水を取り替えながら、すすぐ程度に洗えばOK。

3.水加減を調整

「無洗米は硬い…」その理由は、お米の量が多くなってしまうことに加えて「水加減」。

普通の白米より、少し多めの水で炊くのがコツ。

目安は、カップ1杯(1合)につき、お釜の目盛りより大さじ1~2杯多く入れる感じで。

もちろんお釜に「無洗米」の目盛りがあれば、それに合わせればOKです。

また、無洗米も普通の白米と同様、水に浸水させることで美味しく炊けます。

夏場なら30分、水が冷たい冬場なら1時間以上浸水させてあげると、より美味しく炊けますよ。

まとめ

今回は、気になる無洗米の「洗う」について、本当に「洗う必要がない?」、さらに突っ込んで「洗うとどうなる?」について見てきました。

以前は、無洗米とはいえ実際には1~2回洗う必要があるモノが多かったようですが、現在は全国無洗米協会からも示されているように、「一度も洗わずに炊ける」モノのようですね。

水を入れたときに白く濁るのが気になる場合も、1~2回水を取り替えながら、すすぐように洗えばOKとのコト。

洗う必要もなく、美味しく炊けるコツも掴んでしまえば、無洗米は忙しい朝の「時短」につながる便利なモノに違いありません。

なかなか手に取れずにいたワタシも、「無洗米」を試してみたくなりました!(笑)。

記事の中で紹介した、全国無洗米協会の認証マークは、「エコメちゃん」という可愛らしい愛称があるそうです。

興味がある方は、是非スーパーのお米コーナーで「エコメちゃん」を探してみて下さい。

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