今回のテーマは、「虫が光に集まる理由は?」

なんでまた、秋も深まるこの時期に?…と思いますよね(苦笑)。

たしかに、この夏「虫が光に集まる習性」を利用して捕まえた我が家のクワガタ君たちも、すっかり冬眠モードに入っているし…。

それが昨日、奥さんの悲鳴「パパ来て~!どうにかして~!」に駆けつけみたら、部屋の蛍光灯のまわりをチョッと大きな虫が、ブンブン飛んいたんですよ。

蛍光灯のまわりをグルグルと飛んでは、なんども「バチンっ!」とアタックして…。

そのうち、ポタッと自らノックアウト状態!。

その虫の正体は、小さな「黄金虫(コガネムシ)」でした。

サッと捕まえて、外へポイッと逃がしてあげれば、子供たちからも「パパ凄~い!」なワケです(笑)。

そんなコトがあっての、「虫が光に集まる理由は?」。

時期ハズレなテーマかもしれませんが、期待ハズレじゃないと思いますよ!(笑)。

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虫が光に集まる理由は?!

虫が光に集まる理由は、世のパパさんたちが、繁華街の「ネオンの光」や「赤提灯」に吸い寄せられるのとはチョッと違うみたい(苦笑)。

もっと、虫がもつ「本能」のようなモノが理由にあるみたいです。

諸説あるなかでも、興味深い2つの理由。

・月の光と勘違いして集まる
・エサと勘違いして集まる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

虫がもつ「正の走光性」が理由?!

昨日の我が家の「虫騒動」も、もとは僕が窓が開いたまま、部屋の灯り(光)を点けっぱなしにしたのが原因なんですけどね(笑)。

夏に子供と一緒にクワガタを獲りに行くとわかるのは、街灯など光に集まる虫の多くは蛾や黄金虫、ウンカなど「夜行性」の虫がほとんど…。

極まれに、クワガタやカブトムシが獲れたらラッキーってなモノで!。

これら、暗い夜が好きなハズの夜行性の虫が光に集まる理由の1つが、虫がもつ「正の走光性」。

街灯など人が作った光を、「月」と勘違いして集まるという説です。

虫がもつ「正の走光性」とは?

走光性(そうこうせい、Phototaxis)は走性の一つで、生物が光刺激に反応して移動することである。走光性のうち、光のある方向に近づくような行動は『正の走光性』、光から離れるような行動は『負の走光性』などともいう。

夜行性の虫たちは、暗闇で行動するだけでなくエサを求め、子孫を残すペアを求め、生息範囲を拡げるために遠く飛ぶ必要があります。

虫たちが暗い夜空を飛ぶそのときに、頼りにするのが「月」の光。

みさんも経験あると思うのですが、お月様ってどんなに歩いても「ついてくる」ように見えますよね?。

それは、地球から遥か遠い月の光がほぼ平行線だから。

数km移動するくらいじゃ、見える月の光の方向や高さは、ずっと一定で変わらないんです。

夜行性の虫がもつ「正の走光性」も、別に月に行きたいワケじゃなくて、自分たちの生息範囲を拡げるために、月の光を目印に方向や角度を保って、遠くへ飛びたいと思っていてのコト。

さらに詳しくいうと、「保留走性」となるモノ。

虫が、遠く見える月を「右45°高さ60°」なんて数字で意識してるハズはないけど、そんな感じで飛んで行けば、だいたい真っすぐ進んでると思って飛んでいるんです。

それを邪魔するのが、街灯など私たちが作った人工的な「光」なワケ…。

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月を頼りに飛んでるつもりが光に激突だよ!(苦笑)

街灯など人工的な光を、「月の光」と勘違いして飛んできた虫。

本当の月の光を頼りすれば「平行に飛んでいける」ハズの虫も、ひとたび月の光と「勘違い」して、街灯の光のトラップに捕まってしまうとどうでしょう?。

街灯の光に対して、方向や角度を保とうと思えば思うほど、「螺旋」を描くように光に向ってグルグル近づき、終いには光源に「バチンッ」と激突!。

我が家に舞い込んだ黄金虫も、まさしくコレ(笑)。

月の光と勘違いした光から「逃げたい!」一心で、真っすぐ飛ぼうと思っても、頼りになる光に平行にと思うとドンドン光に近づいて、またしても「バチンっ!」。

まるで「無限ループ」にハマった感じか…。

エサがあると勘違いして光に集まるのが理由?

私たちは、街灯や部屋の明かりをなどを眩しいと思っても、その光に「紫外線」を意識することはないと思います。

しかし、虫の多くは紫外線を感じ敏感に反応します。

虫が光に集まる理由の1つが「食」。

つまり「エサ」への欲求!。

多くの虫たちは、私たち人には見えない「紫外線」を感じる能力に長けています。

花は受粉のために、蜜を吸いにきた虫を利用するコトは理科の授業で教わりましたよね?。

花はより虫が集まるように、自分の存在を伝えようと太陽光の紫外線を反射(吸収)しています。

逆に虫たちは、花が放つ紫外線を頼りに、エサとなる蜜を求め花へと近づくのです。

でも実はこの「紫外線」、街灯や部屋の蛍光灯の光からも多く放たれています。

つまり、街灯や部屋の光に虫が集まるのは、そこに「エサ」となる花があると勘違いしてのコト。

でも悲しいかな…、街灯や部屋の光をどんなに突いても、蜜は出ませんて(苦笑)。

まとめ

今回は「虫が光に集まる理由」について、諸説ある中から、興味深い2つの理由を中心に紹介しました。

・月の光と勘違いした虫が「正の走光性」で光に集まる
・街灯が放つ「紫外線」をエサと勘違いして光に集まる

昨日の我が家へ飛び込んできた、時期ハズレの黄金虫は、どちらの理由を部屋の光に求めたのでしょう?。

いずれにしても、夜の光にブンブンと集まる虫は、勘違いで近づいて、逃げるに逃げられない「無限ループ」にハマった状態(涙)。

どうやら来年の夏からは、光に集まる虫の姿を「可哀想に…」と思って見るコトになるかもしれませんね。

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