今年も年賀状の季節がやってきましたね。

皆さんは元旦に届くようにもう手配済みですか?

元旦に届けるには、もうすぐ締め切りの12月25日、この時期は毎年バタバタしてしまいます。

年賀状には、相手に失礼のないように句読点はつけないとか目上の人へは「賀正」などの二文字の賀詞は使わないなどの約束事がありますが、その約束事の一つである忌み言葉について知っているでしょうか?

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忌み言葉って何?

忌み言葉とは、普段使っているような言葉でもおめでたい場では使わないほうがいいとされる言葉のことです。

言葉の意味から不吉なことを連想させ、縁起が悪いからだとされています。

これは日本古来よりある言霊信仰からきています。

言霊信仰とは「言葉には力があり、言葉にするとその通りになる」という考え方です。

例えば「衰える」「枯れる」「滅びる」「失う」「倒れる」「破れる」など、このような言葉を忌み言葉といいます。

このままの言い方ではなく他の表現として使う場合でも、この言葉を使うこと自体がよくないとされています。

間違いやすいものだと、年賀状で『去年は大変お世話になりました』などの挨拶をよく見かけますが、「去年」という言葉の「去」には「別れる」「去る」「離れる」などの意味があり、離縁を連想させてしまうため本当は使ってはいけません。

ですから、前年のことを表すには「昨年」や「旧年」といった言葉を使うのが通例です。

他にはどんな忌み言葉がある?

忌み言葉とされるものは実は数多くあります。

一般的な忌み言葉

死、血、無(梨も含む)、終、割、悪、戻、朽、壊、敗、破、負、失、寂、崩、別、離、戻、流、重、浅、薄、帰、飽、滅、苦、往、逝、痛、冷、散、悲、摩、魔、切、去(猿も含む)、嫌、疎、褪、倒、消、詰、弱、枯、閉、倒、病、衰、折 など

明らかに不吉なことを連想させる「死」「血」「消」などの言葉や、常識として知られる「去年」という言葉以外にもこれだけものがあります。

これらすべての忌み言葉を使わないようにしなくちゃと思うと大変そうですよね。

ですが、年賀状を送る相手の置かれている立場や環境を考慮すると自然とこういった忌み言葉は使わずに済むかもしれません。

例えば、ご年配の方へは「終」「枯」「逝」「倒」「病」など使わないほうがいいのが分かると思います。

妊活中の方には流産を連想させる「流」は良くないですし、「衰」「倒」「敗」などは会社を経営させている方などには会社の倒産や衰退を連想させますから避けたほうがいいでしょう。

また婚約中の方には破断を連想させる「破」は避けます。

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このように相手にとって都合の悪いことを連想させるような忌み言葉は避けたほうが無難です。

また、忌み言葉には地方独特のものもあるそうで和歌山県には「死」という直接的な表現を避ける忌み言葉のなかに「かねになる」という言葉があるそうです。

死んだ蚕をカネゴということからきているそうですが、そこまで考慮するともうキリがないですね。

ただ、気の知れた友人に対して忌み言葉である「寂」を使ったとしても、内容が『最近お互い忙しくてなかなか会えないね。寂しい…>< 今年こそ遊ぼうね!』などであれば必ずしも失礼には当たりません。

年賀状を送る相手との親密度や状況に応じて言葉を選ぶことが大切です。

年賀状を書くということ

年賀状は新年の挨拶ということだけでなく、送り先の相手のその年の幸福を願う意味があるそうです。

だからこそ、相手にとって不吉なことを連想させるような忌み言葉を避けるという風習が残っているのかもしれませんね。

忙しい年の瀬に年賀状の準備をするのは億劫になる時もありますが、年賀状を送る意味を考えながらメッセージを添えるとこれまでとは違った気持ちで準備できるのではないでしょうか。

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