りんごの旬となるのは、だいたい10月~12月のチョッと寒くなってきたかなといった季節のイメージですね。

近年は冷蔵設備の改良などによって、長期保存も可能になり、春先まで味わえる品種もあるようです。

ところで皆さんは、りんごは皮をむいて食べてますか?、それとも皮ごと食べてますか?

どちらかといえば、一般的には皮をむいて、4等分~6等分ほどに切り分けて食べるという方が多いと思います。

そういえば、その昔は歯磨き粉のテレビCMなどで、皮をむかないりんごをワイルドに丸かじりしてるシーンを見掛けたこともありますが、最近はめっきり見掛けなくなりましたね。

そのりんごの皮、私もそうでしたが多くの方々は、そのまま「ゴミ箱行き」となっていませんか?。

残念ながらりんごの皮って、「食べないもの」として扱われてきたと思うのですが、実はそれはとても勿体ないことをしていたみたいです。

あらためて見てみると、りんごはには実に豊富な栄養素が含まれていて、昔から「医者知らず」などと言われる果物です。

さらに皮にこそ、その栄養素が凝縮されていることから、できれば一緒に食べた方がいいとされています。

でも、これまで食べてこなかった「皮」ですから、何か注意しなければいけないこともあるかもしれませんよね?。

今回は、りんごの皮に含まれる豊富な栄養素を中心に、皮ごと食べる際の注意点などについて見ていきたいと思います。

【スポンサーリンク】

りんごに含まれる豊富な栄養素で「医者知らず」?!

りんごは、欧州や中央アジア周辺が発祥の果物です。

旧約聖書の中で、アダムとイブが「禁断の果実」とされるりんごを食べた話も有名ですものね。

りんごが日本に入ってきたのは、明治時代の頃と歴史が浅い果物ですが、欧州(イギリス)には

「1日1個のりんごは医者を遠ざける」

という「ことわざ」があるように、りんごには実に豊富な栄養素が含まれています。

日本ではりんごの「ことわざ」は聞かれませんが、昔から体調がすぐれないときに、よく食べられてきた果物だと思います。

赤ちゃんの飲み物や離乳食でも、りんごは定番になっていますものね。

りんごには、カリウム・ビタミンC・食物繊維・ミネラルなど豊富な栄養素が含まれていて、健康によいとされています。

とりわけ、「カリウム」にはカラダの余分な塩分を排出させてくれる効果があり、血流を促すことから「高血圧」の予防にも繋がるといわれています。

また、りんごに含まれるペクチンやセルロースといった食物繊維には、便秘や下痢などを改善してくれる整腸作用が期待されます。

お腹を下した時に「りんごを摩り下ろし」を食べさせてもらったのは、そんな効果を期待してのことだったのですね。

昔から伝わる、健康に対する「知恵」の1つでしょう。

このように豊富な栄養素が含まれるりんごですが、さらに「皮」や「皮の近く」にこそ多く含まれているというのですから、これまでのように「むいて捨てる」のはカラダにとっても勿体ないことで、できれば一緒に食べた方がいいようです。

これまで、むいたら「ゴミ箱」行きになっていたりんごの皮に含まれていた栄養素を知ってしまったら、りんごは「皮ごと食べる」ものと気持ちが変わると思います。

りんごの皮に含まれる栄養素は?美容効果も期待?!

りんごには、カリウム・ビタミンC・食物繊維・ミネラルなど豊富な栄養素が含まれ、それ故に「医者しらず」といわれる果物であると紹介しました。

さらに「りんごの皮」に豊富に含まれているのが、

・エピカテキン
・プロシアニジン
・アントシアニン

という3種類のポリフェノール

エピカテキン

りんごの皮に含まれる「エピカキテン」は抗酸化作用が高く、活性酸素の増加を抑え免疫力を高める効果があることから、がんの予防の他、高血圧や動脈硬化の予防が期待されます。

お茶に含まれるポリフェノール「カテキン」も、抗酸化作用や脂肪の燃焼効果でよく知られていますが、カテキンは茶葉を蒸すなど加熱処理された際にエピカテキンが変化して出来るもので、りんごの皮に含まれたエピカキテンはお茶のカテキンよりも、その効果は大きいとされています。

プロシアニジン

りんごの皮に多く含まれている「プロシアニジン」も、抗酸化作用が強く、エピカキテン同様に活性酸素の増加を抑制するとともに、血流を促す効果が期待されます。

コレステロールや中性脂肪を下げることや抗がん作用に加え、アレルギー体質の改善や、美白や育毛など美容効果などにも期待されるものです。

アントシアニン

りんごの皮に含まれる3つのポリフェノールの中でも、もっとも聞き覚えのあるのが「アントシアニン」という方は多いかもしれません。

視力の改善効果や眼精疲労の回復、眼病予防にも効果があるもので、ブルーベリーなどにも多く含まれていることで有名です。

【スポンサーリンク】

ちなみに、りんごって切ってから時間がたつと色が茶色っぽくなってしまって美味しそうでなくなってしまうと思いますが、あれこそが、りんごに含まれるポリフェノールが空気中に触れ、酸化酵素の働きによって変色した現象なのです。

りんごを切ったあとは、「塩水」に漬けておいたり、逆に「砂糖水」に漬けておくなどして空気に触れさせないようにすると茶色くならないといわれてますよね。

そんなポリフェノールや、カリウム・ビタミンC・食物繊維・ミネラルなどが凝縮された部分が、「りんごの皮」だというのですから、りんごは「皮ごと食べる」ことがおススメなのです。

でも、これまで「捨てるもの」だったりんごの皮、「農薬」なども気になるし「食べても大丈夫?」と思う方もいらっしゃると思いますので、「皮ごと食べる注意点」も紹介しておきます。

りんごを皮ごと食べる注意点!

りんごを食べるときに、皮をむいて食べていた理由はなんでしょう?。

・美味しくない
・固い

などそれぞれ理由があったかもしれませんが、けっこう多くの方が気にされていたのが「農薬」かもしれませんね。

確かにりんごは、無農薬で育てることは難しい果物だとされています。

以前アメリカ産のりんごが多く出回った際に、りんごの「残留農薬」が取り沙汰された時期がありましたが、現在私たちが手にするりんごの殆どは国産りんごで、残留農薬を心配する必要はないでしょう。

現在は厚生労働省によって、りんごの残留農薬の基準がとても厳しくなっています。

無農薬で育てることが難しいりんごなので農薬を使うことじたいは致し方ないことですが、人が口にしても害のない「基準値以下」のものしか市場には出回りません。

水で洗って食べることだけ意識すれば、りんごを皮ごと食べることに問題はないとされています。

「注意点!」などとチョッと大袈裟に表現してしまいましたが、現在の日本で流通している国産のりんごであれば、りんごを皮ごと食べることに、さほど注意しなければならない点はないようですね。

また先に紹介したような、りんごの皮をむいて食べていた理由に「美味しくない」「固い」などを挙げられていた方には、4等分~6等分といった大きさに切り分けるのではなく、

・皮ごと薄くスライスする
・皮ごと摩りおろす

するなどチョッと工夫することで、これまで捨ててしまっていた「栄養満点なりんごの皮」も美味しく食べることが出来ると思います。

まとめ

私は、包丁を使ってりんごの皮をむくのが結構上手な方だと思っていました!。

途中で切れることなく、丸ごと1個皮をむき切れるのが最高に嬉しかったりします。

でも、今回紹介した内容を考えると「なんで皮をむいていたんだろう?」と疑問が沸いてきました。

単純にりんごを食べるときに、家族がそうしていたからなんでしょうね。

りんごには実に豊富な栄養素が含まれ消化もよく「赤ちゃん」への飲み物や離乳食などでも使われるほどカラダに優しい果物です。

さらにその豊富な栄養素が皮に凝縮されていることを知ることで、りんごは「皮ごと食べる」ことこそ、もっとも栄養素を無駄にしない食べ方であることも分かりました。

是非、一工夫加えながらでも、皮ごとりんごを味わってくださればと思います。

【スポンサーリンク】