今回は、信号機の色の意味、順番など「信号機のなぜ」についての話。

自動車・バイク、自転車に歩行者まで、すべての人が信号機の色を見て、自分は「進んでもよい」のか「止まれ」なのかを判断しています。

それこそ小学校1年生だって、通学路に信号機があればチャンとそれに従っていますよね。

当たり前のように思ってるけど、信号機があるからこそ、ワタシたちは安全に道路を走れるし、渡れています。

正直「信号待ち」が長いと、チョッとイライラしちゃったりもしますけど…。

震災で停電したときの夜道、真っ暗な中、信号機までも消えてしまったときを覚えていますか?。

信号機が普段しめす赤・青・黄の光がどれだけ大切なモノなのかを痛感された方も多いのではないでしょうか。

すべての交差点が、「一時停止」でしか進むことができませんでしたよね。

ところで、いま急に「信号機の色の順番は?」って聞かれて、みなさをパット答えられますか。

黄色は「まんなか」で間違いありませんが、問題は赤と青の右・左…。

大丈夫ですか?(笑)。

でも、なぜ信号機の色って赤・青・黄なんでしょうね?。

信号機の色にはどんな意味があるのでしょう。

また、最近の青信号はだいぶ「青」に近くなりましたけど、以前はほとんど「緑」でしたよね?

なのになぜ、緑ではなく「青信号」っていうんでしょう。

今回は、題して「信号機の色の順番は?色の意味は?なぜ緑を青と言うの?」。

普段何気なく目にしている信号機だからこそ、意外にニッチな雑学かもしれませんよ!。

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信号機の色の意味は?

信号機の色は、いうまでもなく「赤・青・黄」の3色。

信号機がしめす色の意味は、小学校の「交通ルール教室」でも教わるモノだし、車を運転される人なら教習所でしっかり教わったコトでも、意外に間違って覚えている人が多いのも事実なんです(苦笑)。

信号機の青の意味は「進め」ではない?!

子供の頃に教わった信号機の色の意味は、
青 : 進め
黄 : 注意
赤 : 止まれ

だったかもしれませんね。

「色の意味、それでイイんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、これは間違い!。

道路交通法に於ける信号機の色の正しい意味は、

青 : 進んでもよい
黄 : 止まれ
赤 : 止まれ

黄については、「但し、停止線を越えていたり、近接していて停止位置で安全に止まれないなど危険が伴う場合に限り進むことができる」とされています。

さらに点滅信号の場合は、

黄点滅 : まわりの交通に注意して進むことができる
赤点滅 : 一時停止

どうですか?、青は「進め」、黄色は「注意して進め」の意味だと思っていた人も多いのではありませんか。

いや…私もその1人です(苦笑)。

「進め」という命令形の意味はありえませんね。

あくまで、周囲を確認した上で「進んでもよい」「進むことができる」レベルのモノということです。

黄色の意味も、基本的には「止まれ」です。

「注意して進め」なんてゼッタイおすすめしませんよ(笑)。

特に歩行者は横断をはじめてはいけません。

車の場合も、安全に停止できるなら基本的には「止まれ」です。

信号機の色はなぜ赤・青・黄なのか?

信号機の色は、ほぼ世界共通で「赤・青・黄」の3色が使われています。

色にはそれぞれ「波長」があって、波長が長いほど視神経を刺激するので「気づきやすい」

信号機に使われている「赤・青・黄」は、どれも波長が長いので、遠くからでも見えやすい色だというコトです。

CIE(国際照明委員会)でも、信号機に使う色は「赤・緑・黄・白・青」の5色と決められていて、道路の信号機は「赤・緑・黄」の3色とするように割り当てられているコトにもよります。

たしかに、信号機の赤・青・黄は遠くからでもよく目に入りますものね。

とくに「赤」は、波長が長く視神経を強く刺激する色というコトもあり、安全上もっとも大切な「止まれ」を意味する信号に使われるようになったとされています。

信号機の色の順番は?

信号機の「色の意味」をあらためて知ったトコロで、続いては「色の順番」

冒頭で急に振った質問、「信号機の色の順番は?」。

一応、正解をいうと…、左から「青・黄・赤」です!。

みなさん大丈夫でしたか?(笑)。

信号機の色の順番「赤が1番右」な理由は?

一般的に目にする横型の信号機では、左から「青・黄・赤」と決められています。

国産車はモチロン、最近では多くの輸入車も右ハンドルですから運転者は右席に座っているので、一番大切な「止まれ」の意味の赤は右側にあった方が目に入り、注意が促されます。

「止まれ」を意味する赤信号が見えないことは、命にかかわる事故にも結びつきます。

街路樹の枝が信号機にかかるほど伸びた場合にも、赤が一番右側にしておくコトで「隠れて見えない」といった影響が少ないとの考えもあります。

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縦型の信号機の色の順番「赤が1番上」な理由は?

アメリカなど海外では縦型の信号機が多く見られますが、日本でも「豪雪地域」と呼ばれるような降雪量の多い地方では縦型の信号機が多く見られます。

縦型を採用する理由は、雪の重みで信号機が壊れないようにするため。

上を丸くした縦型の信号機の方が、雪が積もりにくいのです。

縦型の信号機の場は、上から「赤・黄・青」。

赤が1番上なのは、赤の見やすさが重視されてのモノ。

これはカーブ手前の「補助信号灯」や、横断歩道の「歩行者用信号機」でも同じですね。

信号機の色、なぜ緑なのに青と言うの?!

この記事でもこれまで、信号機の色を「赤・黄・青」としてきました。

でも、実際の青信号の色は「緑」もしくは「青緑」ですよね。

「青」と呼ぶことじたい、決して間違いではありません。

教習所でも「青」と教わりますし、免許更新のときにもらう「交通教本」を見ても「青色の灯火は進むことができる」とあるのですから。

つまり青信号は、現在の法令上でも「青」でイイのです。

しかし、1930年(昭和5年)に登場した日本で最初の信号機は、「赤・黄・緑」。

当時は法令上でも、「緑」となっていたそうです。

それが、どこでどうなって?緑なのに青と言うようになったのでしょう?。

これには諸説あり、どれも「ナルホド」と思わされますが、中でも代表的なモノを見ていきましょう。

日本では昔から緑を青と呼んでいたから?!

たしかに信号機だけでなく、緑なのに青と呼ばれるモノが多々ありますね。

青りんご/青野菜/青物/青虫 ・・・青物・青虫は、ウチのお祖母ちゃんもよく言ってました。

青りんごについては、現在も「青りんごサワー」など普通に商品名になってるくらいです。

でも、それは確かに「緑」ですよね。

古く日本の色の表現はかなり大雑把で、白・黒・赤・青の4色ですべてを表現していた歴史があります。

青と表現されるのは、緑を含め相当幅広かったハズです(笑)。

信号機が緑なのに青と言うのは、昔の色の表現の名残りなのでしょうかね。

色の三原色に合わせで呼んだ?!

色の三原色である「赤・青・黄」は、すべての色の元となる色ですが、それに合わせるように信号機の色を、緑ではなく青と表現したモノではないかという説です。

青の光を作るのが難しかったから?!

実は「あるある」なんじゃないか?と思わされたのが、コレ。

青色発光ダイオード(LED)を発明した3人の物理学者(赤崎勇氏(名城大教授)・天野浩氏(名古屋大学教授)・中村修二氏(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授))が、2014年度のノーベル物理学賞を授与されたのを引き合いに出すまでもなく、青の光を作るのは技術的に難しいとされていました。

たとえば、青色のパネルに電球の黄色を当てれば緑になってしまう…。

思いは「青」なのだけど、緑になってしまう。

けれど、「青信号」って呼んで欲しいという説。

いずれにしても、緑なのに青と呼ばれるのが一般的なモノとなったことから、1947年(昭和22年)以降は法令上でも「青信号」になりました。

現在よく見る信号機は、昔の信号機よりだいぶ青に近い色になったといわれます。

1974年(昭和48年)以前は、現在よりずっと緑色だったんですって。

それでも「青」と呼んでいたんですね(笑)。

最近のLEDタイプの信号機は、より「青」に近い色になってきましたよね。

法令上で「青」となっているコト、いや、みんなが「青・青」いうから(笑)、信号機を作る会社の努力のタマモノですよ。

まとめ

今回は、信号機の色の意味、順番、なぜ緑なのに青というのか?など「信号機のなぜ」について見てきました。

信号機の色の意味について、とくに青の「進んでもよい」や黄の「止まれ」は、ワタシも含め、間違って覚えていたという方も少なくないかもしれませんね。

また「赤・黄・青」は、波長が長く「目につきやすい」色から選ばれたモノだとわかりました。

信号機の色の順番では、安全にもっとも大切な「赤」が一番右にある理由も、運転者から見やすい位置、街路樹が伸びても一番影響のない位置と、「ナルホド」なモノでした。

普段何気なく見ていた信号機でしたが、今回「信号機のなぜ」を知るコトで、よく考えられているモノなのだなぁと思いつつ、あらためて安全への意識が高まった気がします。

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