食欲の秋実りの秋などホント「食べるコト」が嬉しくなるこの季節ですが、なかでも「新米」には特別なモノを感じます。

やっぱり「お米の国」日本人のDNAなのでしょうかね(笑)。

ふと気づくと、スーパーのお米コーナーにも「新米入荷!」のPOPとともに、袋にシッカリ「新米」と表示された数々の産地のお米が並んでいます。

みなさんはもう、今年の「新米」食べられましたか?。

ワタシの初「新米」は、今年もウチの会社の「兼業農家」をされてる社員さんからのお裾分けでした。

収穫されたばかりの新米は、香りといい、甘さといい、モチモチとした柔らかな食感とサイコーに美味しい!。

まさに、「新米があればおかずいらず」を実感しますね。

ところでこの「新米」、いつまで「新米」と表示できるモノなんでしょうか?。

その年に収穫されたばかりのお米なら、間違いなく新米なのでしょうが、「いつまで?」となると深く考えたコトがなかったような…。

気づけば、「あれッ、もう新米売ってないの?」なんてね…(苦笑)。

そこで今回は、チョッと気になる「新米とはいつまで表示できるモノなのか?」について探っていきたいと思います。

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「新米」といつまで表示できるモノ?!

その年に収穫されたお米に「新米」と表示できるのは間違いありませんが、実際には年を越しても「新米」と表示されたお米がスーパーなどに並んでいます。

いったいお米の袋に「新米」と、いつまで表示できるモノなのでしょう?。

まず登場するのが「JAS規格(日本農林規格)」

「新米」の表示について、「玄米及び精米品質表示基準」第5条第3項でシッカリと決められています。

ムズカシイお役所言葉を平たくすると…

原料玄米が収穫された年の12月31日までに、精米されて袋詰めなど容器に包装され、販売できる状態となってなっているモノ

つまり、年末12月31日の「大晦日」に精米・包装されたお米までが「新米表示」のギリギリのラインで、年明け「元旦」以降のモノはただ「お米」と表示されるのです。

同じ産地・銘柄のお米でも、わずか1日違いでその印象がガラリと変わってしまうのですね。

もう1つの「新米」の解釈とは!?

お米の袋など容器に「新米」といつまで表示できるかについては、先に紹介した「JAS規格」の通り12月31日までに精米・包装されたモノであるコト。

でも「新米」と呼ぶコトについては、他の解釈もあるようです。

たしかに、年を越す・越さないの1日違いで「古米」と表現されてはなんだかな…と。

そこで登場するのが、「米穀年度」での新米の解釈!。

米穀年度とは、先の大戦中の1942年に制定され1995年に廃止された「食糧管理法」に基づく、お米の収穫時期に合わせた年度のコトを指します。

一般的にお役所や学校の年度は「4月から翌年3月まで」ですが、米穀年度は「11月から翌年10月まで」となっています。

つまり米穀年度の解釈を採用すると、その年に収穫されたお米は翌年10月末まで「新米」で、11月1日から「古米」と呼ばれるようになるのです。

米穀年度の由来は、食糧管理法が定められた当時のお米の収穫時期。

当時のお米の収穫が、およそ11月に入ってからだったコトによります。

しかし、品種改良された現在のお米は10月までに収穫されるコトが多く、中には8月・お盆の頃から収穫できる品種もあるコトからも、「米穀年度」による新米の定義は、実際の収穫期に合っていないという意見が多いコトも納得できます。

たしかに収穫されたばかりの新米は「別格」に美味しいモノですが、「JAS規格」に沿って「新米」と表示できるのが僅か3~4か月余りというのもチョッと寂しいかなとも…。

あくまで個人的な意見ですが、収穫から1年間は「新米」、それ以降を「古米」と言う昔ながらの解釈もアリなんじゃないかなって思いますけどね…。

ちなみにこの「米穀年度」が定められている「食料管理法」は、先の大戦中の1942年(昭和17年)に、当時の東条内閣によって制定されたモノ。

目的は、お米を中心とした食糧の需要と価格を、政府が介入して安定させるというコト。

ならば、収穫から「1年くらいは新米で」となるワケですよ(苦笑)。

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「新米」と表示されているお米をまとめ買い?!

新米が美味しいコトは、みなさん知ってのとおりですが、値上がり前の「○○○」じゃないのですから、新米と表示されている間にお米を「買いだめ」しておくなんてナンセンスです!。

新米の表示が「12月31日までに精米・包装されたモノ」だとしても、お米も「鮮度が命」の生鮮食品の仲間なのですから…。

精米されたお米は、時間とともに水分が失われ、風味も落ちてしまいます。

日本のお米は、JA(農業協同組合)や流通業者の低温倉庫によってお米の温度を15℃にキープするなど、1年間美味しく食べられるように管理されています。

新米の表示にこだわらずとも、家族で1ヶ月で食べ切れる量を目安に「精米日が新しい」お米を買う方が、ゼッタイ的に美味しいお米を楽しめると思いますよ!(笑)。

まとめ

今回は、日本人として特別なモノを感じる「新米」について、「新米といつまで表示できるのか?」を中心に探ってみました。

みなさんが、収穫されたばかりの「新米は美味しい」と知っているからこそ、JAS規格(日本農林規格)では収穫された年の年末「12月31日までに精米・包装されたモノ」までを、「新米と表示」できると厳格に規定したのでしょう。

たしかに収穫されたばかりの「新米」は、香りといい、甘さといい、モチモチとした柔らかな食感とサイコーに美味しいモノですから、その点には納得です。

ただ、古くは食品管理法に基づく「米穀年度」で、11月1日を新米・古米の節目とされていた時代もあるように、収穫されてから1年間を「新米」と呼ぶコトにも激しく同意!。

だって、年を越したお米だってまだまだ美味しいモノですからね!(笑)。

だいじなコトは、お米も「鮮度が命」の生鮮食品であるというコトです。

もちろんこの時期の「新米」は別格に美味しいモノですが、この後は「新米」の表示にとらわれるコトなく「精米日が新しい」お米を定期的に買うコトが、いつも美味しいお米を楽しめる秘訣だといえそうです!。

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