すき焼きや鍋料理など、温かなお料理との相性が抜群の「春菊」

青々と立派な葉と、香り、しっかりとした茎が特徴の葉野菜です。

旬の時期の春菊は、格別の美味しさだと思うんですよね。

私はすき焼きではもちろんお肉が好きですけど、もう1つの楽しみが「春菊」。

やわらかな葉と茎のシャキシャキ感!、独特の苦味と香りがたまらなく好きなんです!。

ところで、そんな温かなお料理と相性がいい葉野菜というイメージが強い春菊。

実は「生で食べられる」ということをご存知ですか?。

私も春菊といえばすき焼きの材料だったのですが、春菊は生で食べられる「生でこそ美味しい」との意見も多く紹介されているのを見て意外性を強く感じました。

・春菊の旬の時期は?
・春菊は生で食べられる?

などを中心に「知らなかった方」だけでなく「知っていた方」にも、より美味しく春菊を楽しむための情報を紹介していきたいと思います。

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春菊が美味しい旬の時期は?

すき焼きや鍋料理の材料として使われる春菊は、実際スーパーでは1年中買うことができる葉野菜です。

どんな野菜にも本来の「旬の時期」というものがありますが、春菊も当然「旬の時期」がもっとも美味しくなります。

旬の時期の春菊は香りが強く、葉もやわらかくなるのが特徴です。

春菊にも花が咲く!?

「春菊」はその名からも想像できるように、「キク科シュンギク属」に分類される植物。

すき焼きや鍋料理に使われる葉野菜のイメージですが、その原産地はなんと地中海沿岸だというのだから意外です。

日頃から私たちが食べている、いわゆる「春菊」として扱われているのは葉の部分であって、実は春菊にもキレイな黄色い花を咲かせるんです。

原産地ともなる欧州では、春菊はもともと「観賞用」として栽培されていたそうですが、日本では和食の材料とされているとの流れから、近年では欧州でも少しづつ料理に使われるようになっているようです。

日本とはまったく異なる扱われ方だったのですね。

春菊の流通量からみる旬の時期!?

春菊の「旬の時期」をつかむために「東京都中央卸売市場」での取扱量をみてみると、現在は1年を通して春菊は流通していて、年間の流通量は約2,200トン以上にもなるのだとか。

中でも千葉産が約700トン、栃木産が約500トン、茨城産が約300トンと関東のこの3県産だけで全体の約70%を占めています。

さらに春菊は、葉の切れ込みの形から、「大葉種」「中葉種」「小葉種」の大きく3種類に分類されています。

・葉の切れ込み : 小葉種>中葉種>大葉種
・香り     : 小葉種>中葉種>大葉種

春菊の種類によりそれぞれ一長一短あります。

葉の切れ込みが大きく香りも強い「小葉種」が一番春菊らしいかもしれませんが、収穫量が少ないことから全国的にあまり栽培されていません。

逆に大葉種には切れ込みが小さく肉厚という特徴があります。

前記の千葉・栃木・茨城の上位3県産を含め全国的にもっとも多く流通しているのは、大葉種と小葉種の中間「いいとこ取り」の「中葉種」です。

春菊の美味しい旬の時期は?!

「春菊の流通量」のところでも紹介しましたが、春菊じたいは春夏秋冬、時期に関係なく1年中買うことができる葉野菜です。

と同時に、春菊がもっとも美味しい旬の時期も、流通量がもっとも多くなる「11月~2月頃」にかけての時期となるでしょう。

春菊のイメージがすき焼きや鍋料理など温かな料理の材料というイメージは、この11月~2月頃という春菊の美味しい旬の時期にピッタリなモノだったのですね。

春菊は黄色い花を春に咲かせることや、その名前かも「春」が旬と思われるがちですが、1年でももっとも寒い時期とされる11月~2月頃こそ、流通量もさることながら、葉も茎も柔らかくなり、食感も味わいの1つとされる春菊のもっとも美味しい旬の時期だったのです。

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春菊は生で食べられる!?

「春菊は生で食べられるの?」と思われている方、けっこう多いと思います。

結論からいえばまったく問題なく、「春菊は生で食べられる葉野菜」です!。

濃いみどり色で見た目も似ている「ほうれん草」の場合には、アクが強いので煮る・焼くといった火を通す調理法が基本ですが、春菊は似て異なるモノ。

火をまったく通さず「生」で食べられるんです。

春菊は生の方が苦くない?!

独特の苦味や風味を持つ春菊は、正直苦手という子供も多いことは確かでしょう。

逆に大人の場合には、そこが魅力だと思えるものなんですけどね。

火を通してもあの独特な苦味や風味が特徴な春菊ですから、「生」ではもっと苦いのでは?と思われる方も少なくないようですが、

実は春菊は「生の方が苦くない」のです!。

逆に、春菊は煮る・焼くなど加熱調理することで、苦味が増すとされています。

イメージには反しますが、春菊は生で食べることで苦味も抑えられ、サラダなどでも美味しく食べやすい葉野菜となるのです。

でも、「茎の部分は固いのでは?」と思われる方も多いでしょう。

そんなときは、スーパーでチョッと良く見てみてください。

「サラダ用」や「生食用」として紹介されている春菊が並んでいると思います。

葉や茎のシャキシャキとした食感と、さわやかな緑の香りで、いつものサラダがグンッと美味しくなります!。

もしも「サラダ用」や「生食用」がなくても、「チョッと癖がある感じが好き」という方なら一般に売られている春菊でも大丈夫ですよ~。

春菊は生で食べる方が栄養価が高い!?

温かい料理の材料というイメージが強い春菊について、サラダなど生でも美味しく食べられることを紹介してきましたが、栄養価という点はどうでしょう?。

その他の野菜類でも同様のことがいえるものですが、春菊についても火を通して食べる場合と、生で食べる場合とでその栄養価は変化するようです。

春菊はその見た目からもわかるように緑黄色野菜の1つで、たくさんの栄養素を含んでいます。

・カロチン
・カリウム
・鉄
・ビタミンC
・ビタミンB群
・葉酸

これらの栄養素をみていくと、美容と健康に欠かせないカロチンの場合には、火を通して食べることでその栄養価はアップします。

抗酸化力が高まり、カラダの中でビタミンAに変化することで、免疫機能の改善にも役立つ栄養素です。

逆にカリウムや鉄、その他の栄養素は火を通すことで栄養価がダウンしてしまいます。

例えば、カリウムはナトリウムの排出を促すことで血圧の上昇を抑える作用が期待されますし、鉄やビタミン類は女性が摂りたい栄養素といえるでしょう。

これら多くの栄養素が熱に弱いことを考えた場合、「春菊は生で食べる方が栄養価が高い」といえるのでしょう。

まとめ

春菊というと、私は正直「すき焼き」や「鍋料理」など温かい料理の材料の1つくらいにしか考えていませんでした。

でも1ついえるのは、あの独特の苦味や風味が好きで、すき焼きではお肉の次に好きなモノだったんですよね。

今回はあえて、あの苦味や食感が独特な春菊を生で食べるとどんなモノなのだろう?という疑問が湧いたことで調べ、記事として紹介してみました。

「春菊の美味しい旬の時期」は、11月~2月頃。

これまで冬に温かい料理で重宝していた時期とピッタリかぶってました。

ちゃんと美味しい旬の時期に合わせるように食べていたようです。

「春菊は生で食べられる?」、この疑問の解消が今回の記事の大きな収穫です。

春菊は生で食べられるだけでなく、「サラダ用」や「生食用」を使えば葉も茎もシャキシャキ美味しく食べられるということ。

さらに栄養価も生で食べる方が高いという、意外な一面を知ることができました。

これまで、あまり多く食べる機会のなかった春菊ですが、サラダなど生でも食べることを取り入れることで、日々の食生活も1つ豊かになりそうです。

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