ホワイトチョコが白い理由って何だろう…。

「ホワイトチョコだからでしょ?」

いや、そうじゃなくてさ…(苦笑)。

ホワイトチョコの原料は何だろうってコト。

ホワイトチョコも「チョコレート」を名乗るなら、原料に茶褐色のカカオを使ってるハズでしょ?。

な・の・に「白い理由」って何だろう…って。

チョコレートに含まれる「カカオ・ポリフェノール」の健康効果が注目されて、巷ではカカオ含有率70%・80%といった、「ハイカカオチョコ」が流行ってますよね。

店頭でも、かなりビターな感じのチョコレートが目立つなか、ホワイトチョコは「濃厚な甘さとクリーミーな口当たり」がウリ。

まるで巷の流行とは真逆な感じだけど、原料にカカオが使われてるなら、ホワイトチョコにも「健康効果」が期待できるのかな…とかね。

今回は、タイトル「ホワイトチョコの原料は?カカオは使ってる?白い理由は?」について、茶色いチョコレートとの違いなど、さまざまな角度から探ってみたいと思います。

さっそく、商品ラベルに記載された原料名の違いに「ヒント」を見つけましたよ~!

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ホワイトチョコが白い理由!

調べてみると、日本で「チョコレート」を名乗るには、公正取引委員会「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」にあるように、カカオ成分が35%以上含まれていなければならないのだとか。

ならば、ホワイトチョコも原料にカカオが使われているハズ!。

しかし、ホワイトチョコの商品ラベルに記載された原料名を見てみると…。

ホワイトチョコの原料は?

さっそくコンビニへ行って、同じ「明治」のホワイトチョコとミルクチョコの、商品ラベルの原料名を比べてみました。

【ホワイトチョコレート】

・ココアバター
・砂糖
・全粉乳(ミルク)

【ミルクチョコレート】

・カカオマス
・ココアバター
・砂糖
・全粉乳(ミルク)

アレレ…、これじゃホワイトチョコの原料に「カカオ」は使われてないじゃないの!?。
けど、ホワイトチョコもカカオ成分が35%以上の「チョコレート」なんだよね?。

「いや~、ホワイトチョコ謎だわ…」

カカオ豆からチョコレートになる過程

チョコレートの原材料「カカオ豆」からチョコレートになる過程は、チョコはカカオ豆の発酵食品?チョコになる過程と健康成分の中でも紹介したように、「カカオ豆」を発酵・乾燥させるコトから始まります。

茶褐色に乾燥した「カカオ豆」を、110℃~120℃で焙煎したあと細かく砕いた「カカオニブ」に、熱を加えながらペースト状にすり潰したモノが「カカオマス」。

カカオマスの約50%は、「ココアバター」と呼ばれるカカオ豆の脂分なんです。

これをシッカリ圧縮するコトで、カカオマス(ココアパウダー)ココアバターに分けられ、そのあと砂糖やミルク成分・バニラなど香料を加えるコトで、さまざまなチョコレート製品へとなっていくというモノでした。

ホワイトチョコが白い理由は?

一般的なチョコレートが茶色なのは、カカオマス(ココアパウダー)とココアバターに、砂糖やミルクを加えて作られているから。

そう、チョコレートが茶色いのはカカオマスに由来します。

単に「甘い」だけでなく、チョコレートならではのほどよい「苦味・渋み」も、カカオマスによるモノなのです。

一方のホワイトチョコは、商品ラベルを見るとおり、原料にカカオマス(ココアパウダー)が使われていません。

カカオマスを圧縮して抽出されたココアバターに、砂糖やミルクを加えて作られています。

ホワイトチョコが「白い理由」は、白くするために特別な原料を使っているワケではなく、チョコレートの茶色の元「カカオマス」が入ってないからだったのです!。

ホワイトチョコは「カカオマス」を使ってなくてもチョコレート?!

チョコレートと名乗るには、「カカオ成分が35%以上」含まれるコトが必要でしたね?。

なのに…、チョコレートならではの「茶色」・ほどよい「苦味・渋み」の元となるカカオマスが原料に使われていないホワイトチョコレートは、ホントに「チョコレート」なのでしょうか?。

答えは、ホワイトチョコもチョコレート!。

なぜなら、ここでいう「カカオ成分」とは、カカオマス(ココアパウダー)やココアバターなど「カカオ豆由来」の成分すべてが対象なワケで、その合計が35%以上ならチョコレートを名乗ってOKなワケ。

つまり、カカオマスが使われていないホワイトチョコでも、原料の35%以上をココアバターが占めていれば、それはチョコレートとなるのです。

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ホワイトチョコと茶色いチョコレートの違い!

ホワイトチョコが「白い理由」は、原料に「茶色」の元となるカカオマスが使われていないコトにありました。

イメージとしては、「白くしてるのではなく、茶色くしてない」って感じかな…。

折角ですから、ホワイトチョコと茶色いチョコレートの、味やカロリー、気になるカカオの健康効果の違いについて見てみましょうか。

ホワイトチョコの方が甘い?!

ホワイトチョコの原料にカカオマスが使われていないコトは、風味の違いにも表れます。

ホワイトチョコが好きな理由に「濃厚な甘さ」をあげる方も多いように、ホワイトチョコの方が茶色いチョコレートより、なんとなく「甘い」イメージってないですか?。

チョコレートならではのほどよい苦味は、原料のカカオマスの苦味成分「テオブロミン」によるモノ。

テオブロミンは元々「カカオ豆」の外皮にあるモノなので、カカオマスを圧縮するコトで抽出された「ココアバター」には含まれていないんです。

つまり、原料にココアバターのみが使われるホワイトチョコには苦味がなく、甘さがより際立つというワケなんです。

ホワイトチョコのカロリーは?!

ホワイトチョコの「濃厚な甘さ」は、カロリーにも影響するのでしょうか?。

とくに女性にとって、気になる点かもしれませんね。

商品によって、砂糖やミルク成分など原料の配合率が違うので一概には言えませんが、一般的にホワイトチョコと茶色のチョコレートのカロリーを比べると、

・ホワイトチョコ : 590kcal/100g
・チョコレート  : 558kcal/100g

その差はわずかですが、ホワイトチョコの方がカロリーが高いみたいですね。

このカロリーの違いも、原料の違いによるモノ。

ホワイトチョコは、カカオマスから抽出された脂肪分「ココアバター」だけを使って作られているので、想像通りカロリーは高くなります。

ホワイトチョコにもカカオの健康効果はある?!

昔は、「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」なんていう俗説が信じられていた時代もありましたが、もはやそれを信じる人も少なくなったコトでしょう(笑)。

今では、チョコレートに含まれる「カカオ・ポリフェノール」の健康効果が注目されて、巷ではカカオ含有率70%・80%といった「ハイカカオチョコ」が流行ってるくらいですしね。

健康志向の高まりもあって、最近は若い女性だけでなく、中高年~高齢者の方にも多く受け入れられているみたいです。

ただ、健康効果があるとはいえ、ハイカカオチョコの「苦味・渋み」がチョッと…と敬遠されてしまう方も多い様子。

「濃厚な甘さとクリーミーな口当たり」で根強い人気のホワイトチョコにも、カカオの健康効果があったらサイコーなのですが…。

カカオ・ポリフェノールの健康効果、例えば

・血圧を下げる
・動脈硬化を予防
・美容効果
・アレルギーの改善
・脳の活性化 etc…

しかし、これら健康効果が期待されるカカオ・ポリフェノールは、残念ながらカカオマスにしか含まれていないモノなんです。

つまり、ホワイトチョコがたとえ「カカオ成分35%以上」であっても、カカオマスが原料に使われていない以上、ホワイトチョコにカカオポリフェノールの健康効果は期待できないというコトでした…。

まとめ

今回は、ふと思った「ホワイトチョコが白い理由って何だろう…」をきっかけに、「ホワイトチョコの原料は?カカオは使ってる?白い理由は?」をタイトルに探ってきました。

ホワイトチョコが白い理由は、特別「白くなる原料」を使っているのではなく、商品ラベルを見ても明らかなように、「カカオマス(ココアパウダー)」が使われていないコトにありましたね。

ホワイトチョコは「カカオマス」を使ってなくてもチョコレート?という疑問もありましたが、原料の「ココアバター」もカカオ豆由来のカカオ成分であって、シッカリと「カカオ成分35%以上」というチョコレートを名乗る基準もクリアされているモノでした。

ホワイトチョコの原料にカカオマスが使われていないコトは、茶色のチョコレートとの間に、風味やカロリーといった違いに表れます。

特にチョコレートならではの「苦味」が苦手で、「ホワイトチョコが好き」という方にとっては残念な情報だったのが、ホワイトチョコには「ハイカカオチョコ」に代表されるような、チョコレートの「カカオポリフェノール」による健康効果が期待できないというモノでしたね…。

カカオポリフェノールによる健康効果を考えるならチョッとビターなチョコレートを、濃厚な甘さで癒されたい時にはホワイトチョコをと、意識的に食べわけるのもイイかもしれませんね。

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